変数設定項目

変数設定の各項目について説明します。変数は、最大1000個まで設定できます。

= 備考 =

一度設定した変数名を変更する場合は、置換画面から行ってください。変数設定画面から変更すると、設定済みの条件およびマッピング条件が破棄されてしまいます。置換画面は、データ加工情報設定画面の[置換]ボタンをクリックして表示できます。

(1) 変数設定項目

変数名

変数の名前。

256バイト以内の文字で指定します。

変数名には、外字を使用できません。また、1つのデータ加工情報の中で、同じ変数名を重複して設定できません。

なお、変数名に半角文字の「((始めの丸かっこ)」「)(終わりの丸かっこ)」を使用する場合、その変数を数値演算および日付演算に使用できないため、留意してください。

変数タイプ

変数の項目タイプ。

文字列

: Mタイプのデータとして扱われます。

数値

: Zタイプのデータとして扱われます。

初期値

変数の初期値。

「変数タイプ」が“文字列”の場合は256バイト以内の文字、“数値”の場合は21バイト以内の数字で指定してください。なお、「変数タイプ」が“文字列”の場合は、制御文字が使用できます。

省略すると、「変数タイプ」が“文字列”の場合は空文字、“数値”の場合は“0”が初期値となります。

「種別」が“文字列”の場合は、制御文字と16 進数表現が使用できます。

制御文字を使用する場合は、システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「固定値で制御文字を使用する(ed_fixvalue_ctrlchar_flag)」に“1”(使用する)を指定してください。

16進数表現として文字を設定する場合は、UTF-8の文字コードの範囲で指定してください。

= 備考 =

変数の設定操作では、ダイアログの指定内容に基づいて、複数の変数を一括して設定できます。

(2) 変数名の複数登録項目(共通項目)

種別

変数名の命名方法の選択を行います。“連番を使用”と“項目名を使用”を選択できます。指定した値によって、設定する項目が異なります。

ベース名

変数名の一部として使用される文字列を指定してください。

連番または項目名の前後に含められます。

変数タイプ

変数の項目タイプ。詳細は(1)の「変数タイプ」を参照してください。

初期値

変数の初期値。詳細は(1)の「初期値」を参照してください。

変数名の複数登録画面の「種別」で“連番を使用”を選択した場合に設定する項目

登録数

変数の登録数。最大1000登録が可能です。

連番を使用

変数名に振られる1から登録数分の連番をどこに挿入するか選択します。

“ベース名の前”と“ベース名の後”が選択できます。

変数名の複数登録画面の「種別」で“項目名を使用”を選択した場合に設定する項目

形式

変数名として参照するファイルの「形式」を選択します。

“CSV”、“フォーマット”、または“DBテーブル”が選択できます。

ID

変数名として参照するデータのIDを指定します。

「形式」でデータの形式を選択して[設定]ボタンをクリックすると、レイアウト情報ごとのID設定ダイアログから登録済みのIDを選択できます。

項目名を使用

変数名に使用される項目名をどこに挿入するか選択します。

“ベース名の前”と“ベース名の後”が選択できます。