出力設定項目
出力設定は最大101個まで設定できます。
データ加工情報の設定で指定されたすべてのファイルが同時に開かれます。環境によってはファイルディスクリプタの数が足りずに、ファイルオープンエラーとなる場合があるため、注意してください(出力ファイルが101個ある場合など)。
なお、その際はOSの設定を変更するなどして対処してください。
(1) メイン項目
形式
出力ファイルの形式。選択によって画面が切り替わります。
- CSV
-
: CSV形式
- フォーマット
-
: フォーマット形式
- マルチフォーマット
-
: マルチフォーマット形式
- 階層フォーマット
-
: 階層フォーマット形式
- XML
-
: XML形式
- Excel
-
: Excel形式
- TEXT
-
: TEXT形式
- DBテーブル
-
: DBテーブル形式
コメント
登録した出力設定に対するコメント。
(2) 出力ファイルの項目
ID
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出力ファイルの識別ID。
「形式」によって、フォーマットID、マルチフォーマットID、CSVID、XMLID、ExcelID、階層フォーマットID、またはDBテーブルIDを指定します。「形式」が“CSV”または“TEXT”以外のときは必ず指定してください。
数値バイトオーダ
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出力ファイルの数値バイトオーダ。
出力先指定
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データの出力先のタイプを指定します。
- 固定値
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: 任意のファイル名を指定できます。
- 項目値利用
-
: 出力先を既存の項目から選択できます。[設定]ボタンをクリックして、出力ファイル名設定画面を表示してください。
- 標準出力
-
: ファイル名に“$STDOUT”が設定されます。
なお、Excelの場合は、標準出力は指定できません。
ファイル名
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データ加工処理で使用する出力ファイル名。
絶対パスまたは相対パスで指定します。
標準出力の場合は“$STDOUT”を指定します。
複数の出力設定で、同じ出力ファイル名を指定すると変換時にエラーとなります。
出力ファイルの切り替え
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出力ファイルの切り替えを行うかどうかを設定します。
選択すると[設定]ボタンが活性となりますので、クリックして出力先切り替え設定画面を表示してください。
出力ファイルが0バイトの場合削除する
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動作は正常に終了したが、何も出力されなかった場合に出力ファイルを削除するか否かを設定します。
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変換実行時、出力設定の「生成方式」が"追加"で、かつ既存出力ファイルが0バイトでない場合は、変換された出力ファイルが0バイトの場合も削除されません。
-
Excel形式およびXML形式の場合、何も出力されなくてもファイルサイズが0バイトではありませんが、出力レコードが0件であれば、出力ファイルは削除されます。
省略
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「ID」の指定を省略できます。“ON”にすると、「区切り文字」、「囲み文字」が活性化します。
区切り文字
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CSV形式ファイルの項目ごとの区切り文字。
プルダウンリストから指定します。
この設定は、「省略」を“ON”にした場合に有効になります。
区切り文字(16進数指定)
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「区切り文字」で“16進数指定”を選択した場合に、任意の区切り文字を指定します。16進文字で入力してください。
囲み文字
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CSV形式ファイルの文字データの囲み文字。
プルダウンリストから指定します。
この設定は、「省略」を“ON”にした場合に有効になります。
囲み文字(16進数指定)
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「囲み文字」で“16進数指定”を選択した場合に、任意の囲み文字を指定します。16進文字で入力してください。
数値データに囲み文字を付加する
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文字列データだけでなく、数値データにも囲み文字を付加するときに“ON”にします。
文字データの後スペースの扱い
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文字データの後ろにあるスペースの扱い。
- カットする
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: 後スペースをカットして処理します。
- カットしない
-
: 後スペースをカットせずに処理します。
- 圧縮する
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: 後スペースをカットして処理します。データがスペースのみの場合、1バイトの半角スペースコードに圧縮して処理します。
数値データの前ゼロの扱い
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数値データの前ゼロの扱い。
- カットする
-
: 前ゼロをカットして処理します。
- カットしない
-
: 前ゼロをカットせずに処理します。
- 0を付加
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: 数値データが正の値の場合、数値データの前に「0」を付加して処理します。
- +を付加
-
: 数値データが正の値の場合、数値データの前に「+」を付加して処理します。
タイトル行を出力する
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「ID」に指定したCSV情報の項目名をタイトル行として出力するか否か指定します。
ゾーン10進数
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マルチフォーマット出力時または階層フォーマット出力時の変換データの外部10進数の符号。“0”~”F”を選択できます。
マルチフォーマットまたは階層フォーマット出力時はレコード全体でこちらの設定値が採用されます。マルチフォーマットまたは階層フォーマット情報内で指定されたフォーマット情報ごとのゾーン10進数設定値は使用されません。
パック10進数
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マルチフォーマット出力時または階層フォーマット出力時の変換データの内部10進数の符号。“0”~”F”を選択できます。
マルチフォーマットまたは階層フォーマット出力時はレコード全体でこちらの設定値が採用されます。マルチフォーマットまたは階層フォーマット情報内で指定されたフォーマット情報ごとのパック10進数設定値は使用されません。
XMLスキーマインスタンス属性
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XMLルートノードのスキーマインスタンス属性の出力有無を選択します。
- 出力する
-
: スキーマインスタンス属性を出力します。
- デフォルト名前空間のみ出力
-
: デフォルト名前空間のみスキーマインスタンス属性を出力します。
- すべて出力しない
-
: スキーマインスタンス属性を出力しません。
「プレフィックスを付加する」を設定した場合、"出力する"を設定してください。
スキーマ位置
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出力XMLファイル内に出力されるスキーマへのパス。
XML情報の「区分」が“DTD”で、かつ「DTDの扱い」が“内部”の場合、本項目は無視されます。
「スキーマ位置」は半角スペース区切りで複数のパスが指定できます。最初に指定したパスは、対象名前空間に対するスキーマ位置となります。それ以降は、名前空間とパスをセットで指定してください。
例) 名前空間とパスをセットで記載する場合
名前空間A パスA 名前空間B パスB
XMLバージョン
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XML出力時のXMLバージョン。
省略時は1.0が出力されます。
スタンドアロン宣言
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XML出力時のスタンドアロン宣言。
standalone属性の出力を以下から指定できます。
・「standalone="yes"」を出力する
・「standalone="no"」を出力する
・「standalone="yes"」と「standalone="no"」どちらも出力しない
DTDの扱い
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XML出力時のDTDの扱い。
XML情報の「区分」が“XML Schema”の場合、本項目は無視されます。
- 内部
-
: 出力XMLファイルの内部サブセットとしてDTDを出力します。
- 外部
-
: 「スキーマ位置」で指定されたパスへの外部参照宣言を出力XMLファイル内に出力します。
空要素タグで出力
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XML出力時のNULLデータ出力の扱い。
空要素タグ(内容を持たない空の要素を示すタグ)の出力有無を選択します。
- しない
-
: 開始タグ、終了タグで出力します。
- する
-
: 空要素タグで出力します。
出力例)
空要素タグで出力した場合
属性なし:<XXX/>
属性あり:<XXX yyy="zzz"/>
空要素タグで出力しない場合
属性なし:<XXX></XXX>
属性あり:<XXX yyy="zzz"></XXX>
XMLレコード単位
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XML出力時の1レコードの扱い方。
- 任意
-
: マッピング時に任意のノードをレコードとして指定できます。
- 1
-
: ルートノードを1レコードとして扱います。
- 2
-
: ルートの1階層下の設定ノードを1レコードとして扱います。
- 3
-
: ルートの2階層下の設定ノードを1レコードとして扱います。
それぞれの設定に対する変換結果の違いは「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
インデント
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XML出力時にインデントを行うかどうか。
「レコードごとに改行する」を選択した場合のみ、インデントが可能です。
- インデントしない
-
: 出力XMLファイルをインデントしないで出力します。
- インデントする
-
: 出力XMLファイルをインデントして出力します。
プレフィックスを付加する
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XML出力時にプレフィックスを付加するかどうかを指定します。
プレフィックスを付加する場合、「XMLスキーマインスタンス属性」に"出力する"を設定してください。
日付タイプ(D)
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入力ファイルの項目タイプが日付タイプだった場合の、入力データ中の空文字(0バイト)の変換方法を指定します。
- デフォルト値
-
: デフォルト値に変換されます。
- NULL
-
: NULL値に変換されます。
項目タイプごとのデフォルト値を以下の表に示します。
項目タイプ |
デフォルト値 |
---|---|
N |
全角スペースパディング (*1) |
M |
半角スペースパディング (*1) |
D |
SYSDATE(実行時の日付) (*2) |
Z |
0 |
W |
半角スペース(Unicode)パディング (*1) |
*1 |
: |
固定長の場合の値です。可変長の場合は、サイズが0のデータになります。 |
*2 |
: |
YYYY/MM/DD形式です。 |
文字タイプ(M、N、W)
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入力ファイルの項目タイプが文字タイプだった場合の、入力データ中の空文字(0バイト)の変換方法を指定します。
詳細は「日付タイプ(D)」を参照してください。
数値文字タイプ(Z)
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入力ファイルの項目タイプが数値文字タイプだった場合の、入力データ中の空文字(0バイト)の変換方法を指定します。
詳細は「日付タイプ(D)」を参照してください。
終端レコードの改行
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TEXT変換時、入力ファイルの終端レコードに改行コードがなかった場合、出力ファイルの終端レコードに改行コードを付加するかどうかを指定します。
コード変換タブの「レコードごとに改行する」が“OFF”に設定されている場合は、”出力しない”が指定されます。
- 出力する
-
: 終端レコードに改行コードを付加します。
- 出力しない
-
: 終端レコードに改行コードを付加しません。
付加される改行コードは、出力設定の「改行コード」で設定したコードになります。
(3) コード変換項目
漢字コード種
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出力ファイルの漢字コード種。
"SHIFT-JIS"、"JEF"、"EUC"、"IBM漢字"、"KEIS"、"NEC漢字"、"UTF-8"、"UTF-16"、"JIS"から選択します。
出力設定の「形式」が"CSV"または"XML"のときは、"SHIFT-JIS"、"EUC"、"UTF-8"、"UTF-16"のどれかを指定してください。
Excelでは、"UTF-8"で固定です。
この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されますが、変更できません。
-
出力設定の「形式」が"CSV"、"XML"および"TEXT"で、"UTF-8"を選択し、「BOM 付加」で"付加する"を選択した場合、出力ファイルの先頭にバイトオーダマーク「0xEFBBBF」が出力されます。
-
Oracleに接続するデータ加工情報設定の「入力設定」または「出力設定」の「漢字コード種」は、「NLS_LANG」の設定と揃えてください。設定が異なる場合はデータ加工がエラーになります。
レコードごとに改行する
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レコードごとに改行コードを付加するフラグ。
「形式」が“XML”の場合は、XMLのタグごとに改行するかどうかを意味します。
「形式」が“CSV”の場合は、自動で改行されるため設定できません。
改行コード
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改行コードを16進数で指定します。
指定した改行コードまでをレコードとして判断します。
「漢字コード種」が“UTF-16”のときは4バイトまたは8バイト、それ以外は2バイトまたは4バイトで入力してください。
EBCDICユーザテーブル格納パス
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EBCDICユーザテーブル格納フォルダ。
絶対パスまたは相対パスで指定します。
省略時には、共有データ格納フォルダ(Windows)、$DMPATH(UNIX)が採用されます。
-
この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
-
共有データ格納フォルダとは、DataMagicインストール時に指定するシステム動作情報が格納されたフォルダです。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
全角半角変換
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文字列の全角半角変換の方法を指定します。
“半角⇒全角”、“全角⇒半角”、または“何もしない”を選択できます。
- カナ変換
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: カナ文字列のときの全角半角変換を指定します。
- 英数字変換
-
: 英数字のときの全角半角変換を指定します。
- 記号変換
-
: 記号のときの全角半角変換を指定します。
「漢字コード種」が“UTF-8”、“UTF-16”の場合に設定する項目
Unicodeバイトオーダ
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UTF-16のバイトオーダ。
CSV形式、XML形式、またはTEXT形式の出力において「漢字コード種」に“UTF-16”を選択した場合、ファイルの先頭に出力されるバイトオーダマークを指定します。
この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
- Big Endian
-
: 「0xfeff」を出力します。
- Little Endian
-
: 「0xfffe」を出力します。
- ホストに依存
-
: 接続先のハードウェア(Windows、UNIX)のバイトオーダに依存します。
Unicodeテーブル
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機種に依存する文字の変換方法。
“UTF-8”および“UTF-16”以外の漢字コード種を指定した場合は、この項目は指定できません。
機種依存文字への変換については「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
- ホストに依存
-
: 接続先のハードウェア(Windows、UNIX)で使用されてい るコードに変換します。
- Windows
-
: Windowsで使用されているコードに変換します。
- UNIX
-
: UNIXで使用されているコードに変換します。
BOM付加
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UTF-8およびUTF-16のBOM付加の選択。
出力設定の「形式」で"CSV"、"XML"、または"TEXT"を選択して、「漢字コード種」に"UTF-8"または"UTF-16"を選択した場合に指定できます。
DataMagic Desktopグレードの場合、入出力ファイルコード種(cs4file)がSHIFT-JISのときはこの項目は表示されません。
- 付加する
-
: BOMを付加します。
- 付加しない
-
: BOMを付加しません。
付加されるBOMは以下のとおりです。
- UTF-8
-
: 0xEFBBBF
- UTF-16(Little Endian)
-
: 0xFFFE
- UTF-16(Big Endian)
-
: 0xFEFF
Little EndianまたはBig EndianのBOMは「Unicodeバイトオーダ」の設定に従います。
“UTF-8”および“UTF-16”以外の漢字コード種を指定した場合は、この項目は指定できません。
「漢字コード種」が“IBM漢字”、“JEF”、“NEC漢字”、“KEIS”、“JIS”の場合に設定する項目
EBCDICセット
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この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
1バイトコードセット種。
出力ファイルの「漢字コード種」がEBCDIC 系、JISコードの場合に指定します。
指定可能なコードセット種は以下になります。
EBCDIC系 |
JIS |
---|---|
EBCDICカナ EBCDIC英小文字 EBCDIC ASCII EBCDIC ASPEN IBM英小文字 IBM英小文字拡張 NECカナ文字 IBMカナ文字拡張
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EBCDICカナ EBCDIC英小文字 EBCDIC ASCII EBCDIC ASPEN IBM英小文字 IBM英小文字拡張 NECカナ文字 IBMカナ文字拡張 ASCII |
-
UTF-8およびUTF-16のコードとEBCDICコード間での変換では、EBCDICセットに「EBCDICユーザテーブル」は選択できません。
-
出力設定の「漢字コード種」が“JIS”の場合は、EBCDICセットに「EBCDICユーザテーブル」は選択できません。
シフトコード
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この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
入力ファイルのシフトコードの扱い。
入力ファイルの「漢字コード種」が、“ASCII”またはUnicode系コード(“SHIFT-JIS”、”EUC”、“UTF-8”、“UTF-16”)の場合は、“付加する”および“付加しない”が選択できます。また、入力ファイルの「漢字コード種」がEBCDIC系コード(“JEF”、“IBM漢字”、“KEIS”、“NEC漢字”)の場合は、”カットする”および“スペースへ置換”が選択できます。
出力設定の「漢字コード種」が“IBM漢字”、“JEF”、“NEC漢字”、または“KEIS”の場合に指定できます。
入力設定の漢字コード種が“JIS”の場合は設定できません。
- カットする
-
: EBCDIC系コードからASCIIまたはUnicode系コードに変換するとき、シフトコードをカットします。
- スペースへ置換
-
: EBCDIC系コードからASCIIまたはUnicode系コードに変換するとき、シフトコードを半角スペースに変換します。
- 付加する
-
: ASCIIまたはUnicode系コードからEBCDIC系コードに変換するとき、データに必要であればシフトコードを付加します。
- 付加しない
-
: ASCIIまたはUnicode系コードからEBCDIC系コードに変換するとき、シフトコードを付加しません。
また、本項目が適用されるパターンは以下のとおりです。
入力/出力 |
ASCII/Unicode |
EBCDIC |
|||
---|---|---|---|---|---|
M |
N |
M |
N |
||
ASCII/ |
M |
× |
× |
○ |
× |
N |
× |
× |
○ |
× |
|
EBCDIC |
M |
○ |
×(必ずカット) |
× |
×(必ずカット) |
N |
× |
× |
×(必ず付加) |
× |
○:設定値に従って変換されます
×:本項目は無視されます
DataMagicではシフトコードを以下のように定義しています。
文字コード |
シフトアウト(16進数) |
シフトイン(16進数) |
---|---|---|
JEF |
0x29 |
0x28 または 0x38 |
KEIS |
0x0A41 |
0x0A42 |
IBM漢字 |
0x0F |
0x0E |
NEC漢字 |
0x3F76 |
0x3F75 |
「漢字コード種」が“KEIS”の場合に設定する項目
KEIS全角スペース
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この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
KEISの全角スペースコードの選択。
「漢字コード種」に“KEIS”を選択した場合に指定します。SHIFT-JIS、EUC、IBM漢字、およびJEFをKEISにコード変換する場合のKEISの全角スペースコードを選択します。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。
- A1A1
-
: 「0xA1A1」に変換します。
- 4040
-
: 「0x4040」に変換します。
「漢字コード種」が“SHIFT-JIS”、“IBM漢字”、“UTF-16”、“UTF-8”の場合に設定する項目
JIS第一、第二水準に定義されている文字以外も変換する
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この項目は、DataMagic Desktopグレードの場合は表示されません。
JIS第一、第二水準に定義されている文字以外も変換の対象になります。例えば、JIS第三・第四水準に属している○付き文字や「㈱」などの一般的に使用されやすい文字を、外字テーブルへ登録することなくコード変換できます。
「漢字コード種」で“SHIFT-JIS”、“IBM漢字”、“UTF-8”、および“UTF-16”を指定した場合に有効になります。
(4) 外字項目
外字変換テーブル使用
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外字変換テーブルの使用有無。
入力側と出力側の漢字コード種が異なる場合は、以下から選択します。
- 使用しない
-
: 外字変換テーブルを使用せず、外字コードをすべてデフォルトコードに変換します。
- 使用する
-
: 外字変換テーブルを使用し、外字コードを外字変換テーブルの内容にしたがって変換します。
- 優先的に使用する
-
: 外字変換テーブルを優先的に使用し、外字コード以外のコードでもテーブルに登録されていればテーブルの内容に従って変換します。
入力側と出力側が同一漢字コード種の場合は、以下から選択します。
- 使用しない
-
: 外字変換テーブルを使用せず、入力データを無変換で出力します。
- 優先的に使用する
-
: 外字変換テーブルを優先的に使用し、外字コード以外のコードでもテーブルに登録されていればテーブルの内容に従って変換します。
-
本項目を“使用する”または“優先的に使用する”に設定した場合、入力データに外字が存在する、またはしないにかかわらず外字変換テーブルを参照します。
その際に、対応する外字変換テーブル展開ファイルが存在しないと変換エラーとなりますので注意してください。
-
入力XMLファイルの文字コードが“UTF-8”または“UTF-16”の場合は外字に対応していますが、その他の文字コードの外字には対応していません。“UTF-8”または“UTF-16”以外の入力XMLファイルに外字がある場合、変換エラーとなります。
-
出力側にWタイプがある場合、Wタイプの項目が使用する外字テーブルは入力側コード→“UTF-16”になります。また入力側が“UTF-16”で出力側が“UTF-16”以外の場合、”使用する”に設定してもWタイプの項目のみ”優先的に使用する”で動作します。
外字未登録時
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外字変換テーブルに未登録の外字コードの扱い。
入力側と出力側の漢字コード種が異なる場合は以下から選択します。
- デフォルト値
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: デフォルトコードに変換します。
- エラーにする
-
: 変換エラーとします。
入力側と出力側が同一漢字コード種の場合は以下の値に固定で変更はできません。
- 変換しない
-
: 無変換で出力します。
外字変換テーブル格納パス
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外字変換テーブル格納フォルダgtfへのパス。
絶対パスまたは相対パスで指定します。
実行時に参照されるパスは、指定されたパス内のgtfフォルダになります。
省略時には共有データ格納フォルダ(Windows)、$DMPATH(UNIX)が採用されます。
共有データ格納フォルダとは、DataMagicインストール時に指定するシステム動作情報が格納されたフォルダです。詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。