操作履歴出力コマンド(utledopllist コマンド)

操作履歴のレコードを、CSV形式で標準出力します。「>(リダイレクト)」を使用すると、出力結果をファイルへ出力できます。

= 備考 =

DataMagic Desktopグレードでは、操作履歴は使用できません。

表1.20 コマンドの実行可否

グレード

DataMagicのユーザ種別

実行可否

DataMagic Server

スーパーユーザ

可能

一般ユーザ

不可

DataMagic Desktop

不可

コマンド

utledopllist [-f [YYYY/MM/DD] [hh:mm:ss]][-t [YYYY/MM/DD] [hh:mm:ss]]
             [-u userid]

パラメータ

-f [YYYY/MM/DD] [hh:mm:ss]

出力したい履歴の開始日時(省略可)

日付(YYYY/MM/DD)および時間(hh:mm:ss)は、両方もしくはどちらか一方を指定してください。

省略すると、履歴の先頭から出力されます。

-t [YYYY/MM/DD] [hh:mm:ss]

出力したい履歴の終了日時(省略可)

日付(YYYY/MM/DD)および時間(hh:mm:ss)は、両方もしくはどちらか一方を指定してください。

省略すると、現在格納されている履歴の最後まで出力されます。

-u userid

出力したい操作ユーザ(省略可)

省略すると、すべてのユーザの履歴が出力されます。

出力例

"処理日時","操作ユーザ","操作内容","操作データ種","操作データID"
"2015/12/17 10:04:50","admin","参照","操作履歴","7"
"2015/12/17 10:04:45","admin","参照","システム動作環境設定","1"
"2015/12/17 10:04:43","admin","参照","データ加工情報","3"
"2015/12/17 10:04:41","admin","参照","システム動作環境設定","1"
"2015/12/17 10:04:40","admin","削除","システム動作環境設定","1"
"2015/12/17 10:04:38","admin","参照","システム動作環境設定","1"
"2015/12/17 10:04:38","admin","登録","システム動作環境設定",""

= 備考 =
  • Usageの日付部は、システム動作環境設定の「日付形式(datefmt)」で設定する形式で表示されます。

  • 日付を指定する場合には、システム動作環境設定の「日付形式(datefmt)」で選択している形式で指定してください。

  • パラメータで開始日時および、終了日時を指定する場合には、日付(YYYY/MM/DD)と時間(hh:mm:ss)の間に半角スペースが1つ必要です。また、指定する際には日付(YYYY/MM/DD)と時間(hh:mm:ss)を「"(ダブルクォーテーション)」で囲む必要があります。なお、日付のみ、または時間のみを指定する場合は不要です。

    (例) -f "2016/04/01 10:00:00"

  • パラメータの開始日時および終了日時は、時間だけを指定できます。日付を省略し時間だけを指定した場合は、コマンドを実行した日を日付として処理します。

  • 出力は、履歴が格納された順(日時の古い順)です。