管理情報インポートコマンド(utlediupdt コマンド)

utlediupdtコマンドで管理情報を登録または変更するときは、管理情報が格納されたエクスポートファイルを指定します。エクスポートファイルには、テキストエディタで作成したテキストファイルを使用できます。エクスポートファイルに設定された内容で、DataMagicの管理情報が登録、変更されます。

また、複数の管理情報をエクスポートファイルに記述すると、一度に登録、変更できます。

注意

DataMagicオプション製品(ExcelオプションおよびDB接続オプション)をインストールしていないDataMagicに、インストールしていないオプション製品の管理情報をインポートした場合、正常にインポートできますが、データ加工の実行時に完了コード99のエラーが発生します。

表1.8 コマンドの実行可否

グレード

DataMagicのユーザ種別

管理情報の業務グループ設定

アクセス権限

実行可否

DataMagic Server

スーパーユーザ

可能

一般ユーザ(*1)

権限の指定を省略する(*2)

可能

権限を指定する

参照+更新

可能

上記以外

不可

DataMagic Desktop

可能(*3)

*1

:

DataMagic Serverグレードの場合、一般ユーザは、ユーザ情報および業務グループ情報の登録および更新はできません。

*2

:

業務グループにユーザ権限を指定しないで、絞り込み条件として使用することを示します。

*3

:

DataMagic Desktopグレードの場合、ユーザ情報および業務グループ情報に含まれるユーザ情報はインポートされません。

コマンド

utlediupdt -f filename [-r|-m] [-k {E|S|8}]

パラメータ

-f filename

登録したいエクスポートファイル名(省略不可)

-r|-m

登録済みIDの更新有無(省略可)

-r

:すでに登録されているIDを更新する

-m

:登録されているIDを更新しない

登録済みIDがあると、警告メッセージが表示されますが、エラーにはなりません。

省略すると、すでに登録されているIDがあるとエラーになります。

-k {E|S|8}

エクスポートファイルのコード(省略可)

省略すると、以下の値で処理します。

Windowsの場合

: SHIFT-JIS

ただしWindowsの文字コード(システムロケール)がUTF-8の場合はUTF-8になります。

UNIXの場合

: システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「自機種のコード(knjcode)」の値

(1) エクスポートファイルの記述形式

エクスポートファイルの記述形式は以下のとおりです。

  • エクスポートファイルはCSV形式で記述されます。区切り文字は「,(カンマ)」で囲み文字は使用しません。

  • 行ごとの1番目の項目は、すべて固定文字列です。

  • 「END」行で1つの管理情報の終了を示します。

  • 「#」で始まる行はコメント行です。

  • 項目ごとの大文字、小文字は区別しませんが、項目名やコメントは区別します。

  • []で囲まれている項目は省略できます。

a) データ加工情報の記述形式

項目ごとの詳細は「データ加工情報」を参照してください。

PRMID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名  ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
ENCFNAME,__PRMID_FILE__
データ加工スキーマ
[IDLIST,IDリスト]
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
END

注意

エクスポートファイルを編集して登録する場合、編集できるのはPRMID、GRPID、COMMENTだけです。ENCFNAMEおよびIDLISTは編集しないでください。

b) CSV情報の記述形式

項目ごとの詳細は「CSV情報」を参照してください。

CSVID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
TOKEN,囲み文字,区切り文字 
      ………………… 囲み文字、区切り文字は16進数で指定してください。
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
ITEM,項目名
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
END

c) フォーマット情報の記述形式

項目ごとの詳細は「フォーマット情報」を参照してください。

FMTID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
SIGN,ゾーン符号,出力外部符号(正),出力外部符号(負),出力内部符号(正),出力内部符号(負)
      ………………… ゾーン部、出力外部符号(正/負)、出力内部符号
                     (正/負)は、16進数文字列で指定してください。
 
[SIGN_IN,入力外部符号(正),入力外部符号(負),入力内部符号(正),入力内部符号(負)]
      ………………… 入力外部符号(正/負)、入力内部符号(正/負)は、
                     16進数文字列で指定してください。
                     省略時は、SIGNの出力の設定値を参照します。
 
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
ITEM,項目名,有効性,[親項目],[繰り返し数],バイト数,[小数部桁数],項目タイプ
      ………………… 有効性 (0:無効 1:有効)
                     親項目は、項目名を指定してください。(省略:親なし)
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
 
ITEMD,項目名,有効性,[親項目],[繰り返し数],デリミタ(入力),デリミタ(出力),項目タイプ,出力時の付加,入力時の付加,[小数部桁数]
      ………………… 有効性 (0:無効 1:有効)
                     親項目は、項目名を指定してください。(省略:親なし)
                     デリミタは、16進数文字列で指定してください。
                     出力時、入力時の付加 (0:付加しない 1:付加する)
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
 
ITEMR,項目名,有効性,[親項目],[繰り返し数],参照項目,倍数項,項目タイプ,定数項,[小数部桁数]
      ………………… 有効性 (0:無効 1:有効)
                     親項目は、項目名を指定してください。(省略:親なし)
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
END

  • ITEMは「固定長」を指定するときに使用します。複数指定が可能です。

  • ITEMDは「可変長のデリミタ指定」を指定するときに使用します。複数指定が可能です。

  • ITEMRは「可変長の項目参照」を指定するときに使用します。複数指定が可能です。

d) マルチフォーマット情報の記述形式

項目ごとの詳細は「マルチフォーマット情報」を参照してください。

MFMTID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
#TYPE,設定種別(0:共通設定 1:個別設定)
[TYPE,設定種別]
      ………………… 設定種別(0:共通設定 1:個別設定)(省略時は0)
[GRPID,業務グループ名]
KEY,キー開始位置,キー長[キー区分]
      ………………… 共通設定の場合に出力
      ………………… キー区分 (0:Character 1:Binary)(省略時は0)
[DEFAULT,デフォルトフォーマットID]
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
#ITEM,キー値,フォーマットID
ITEM,キー値,フォーマットID
      ………………… 共通設定の場合に出力
      ………………… キー値は、キー区分でBinaryを指定した場合は、16進数で指定してください。
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
 
#ITEMI,フォーマットID,条件論理式
#ITEMIV,開始位置,キー区分(0:Character 1:Binary 2:拡張),範囲,キー値
ITEMI,フォーマットID,条件論理式
      ………………… 個別設定の場合に出力
      ………………… キー値は、キー区分でBinaryを指定した場合は、16進数で指定してください。
[ITEM_COMMENT,コメント]…ITEMIとITEMIVが複数行ある場合は、
                         常に対象のITEMIの行の直後に記載してください。
ITEMIV,開始位置,キー区分,範囲,キー値
ITEMIV,開始位置,キー区分,範囲,キー値
         :
[ITEMI,フォーマットID,条件論理式]
[ITEM_COMMENT,コメント]
[ITEMIV,開始位置,キー区分,範囲,キー値]
END

  • KEYは、共通設定の場合に使用します。

  • ITEMは、共通設定の場合に使用します。ITEMIとITEMIVは、個別設定の場合に使用します。

e) 階層フォーマット情報の記述形式

項目ごとの詳細は「階層フォーマット情報」を参照してください。

HFMTID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
 
RECORD,項目名,[親項目],フォーマットID,出現条件,キー開始位置,キー値,未ヒット時
      ………………… 親項目は項目名を指定してください (省略:親なし)
                     出現条件 (N:無条件 A:キーが一致 B:キーが一致(バイナリ))
                     未ヒット時 (E:エラー D:デフォルト値を使用 P:正常とし前回の値を使用)
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
 
GROUP,項目名,[親項目],繰り返し最大数,脱出条件,キー開始位置,キー値
      ………………… 親項目は項目名を指定してください (省略:親なし)
                     繰り返し最大数は、数値または参照項目名を指定してください。
                     数値は1~999999999の範囲で、0を指定すると無制限になります。
                     参照項目名は「&項目名&フォーマットIDの項目」の形式で指定してください。
                     脱出条件 (N:条件なし A:キーが一致 B:キーが一致(バイナリ))
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
END

注意

RECORDで指定するフォーマットIDは、エクスポートファイル内で本記述より前に記述されているか、すでにフォーマット情報に登録されている必要があります。

f) XML情報の記述形式

項目ごとの詳細は「XML情報」を参照してください。

XMLID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
SCHEMA,区分 …………… 区分(X:XML Schema D:DTD)
FNAME,インポートファイル名
ENCFNAME,__XMLID_IMPORT_FILE__
エンコードしたインポートファイル
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
END

= 備考 =
  • インポートファイル名は「<XMLID>.edxml」になります。対象となるXML Schemaが他のファイルをimportまたはincludeしている場合は、カレントフォルダにimportまたはincludeしているファイルが作成されます。他のホストでエクスポートファイルを使ってutlediupdtを実行する場合には、これらのファイルも必要となります。

  • XML情報の記述形式として、スキーマまたはDTDをbase64エンコーディングしてエクスポートファイル内に取り込んだ形式もありますが、この形式は編集による作成はできません。編集する場合は上記の形式で記述してください。

g) Excel 情報の記述形式

項目ごとの詳細は「Excel情報」を参照してください。

EXCELID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
MST_BOOK,管理Excelファイル名
SHEETNAME,シート名
IN_PARAM,シート選択,エラーセルの扱い,表読み取りの開始行の条件,表読み取り終了条件,読み取り詳細条件
   ……… シート選択(A:すべて S:選択 I:無視)
          エラーセルの扱い(E:エラー I:無視)
          表読み取りの開始行の条件("1"~"1048576"または"0")(省略時は"0")
          表読み取りの終了条件
           (1:データの終わり
            2:空のレコード
            3:特定の列が空の行
            4:指定行
            5:空のセルが出現した行)
          読み取り詳細条件
           (表読み取り終了条件が2の場合、行数を指定(開始行~1048576)
            表読み取り終了条件が4の場合、列番号を指定(A~XFD)
            それ以外の場合、 指定なし(カンマのみを記入))
OUT_PARAM,シート選択,表開始位置,テンプレート使用有無
   ……… シート選択(S:単一 M:複数)
          表開始位置("1"~"1048576"で指定)
          テンプレート使用有無(Y:使用する N:使用しない)
TEMPLATE_FILENAME,テンプレートファイル名
TEMPLATE_SHEETNAME,テンプレートのシート名
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
ITEM,項目型,セル番号,項目名
   ……… 項目型(Z、M、Dのいずれか)
          セル番号(表指定はA~XFD / セル指定は A1~XFD1048576)
[ITEM_COMMENT,項目コメント]
END

h) DBテーブル情報の記述形式

項目ごとの詳細は「DBテーブル情報」を参照してください。

DBID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
DBCID,DB接続ID
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
OUT_PARAM,更新方法,テーブル名
      ………………… 更新方法
                     (I:INSERT
                      B:BULK INSERT(Oracle/ダイレクト・パス・ロードを使用してINSERT,
                      ODBC/BULK INSERT(Redshift、Snowflakeのみ対応), 左記以外/非サポート)
                      M:キーが一致する行はUPDATE、一致しない行はINSERT)
OUT_SQL_POLICY,更新方法
      ………………… 更新方法
                     (0:OUT_SQLのみ実行する
                      1:OUT_SQL2まで実行する
                      2:OUT_SQL1が失敗したときOUT_SQL2を実行する)
OUT_SQL_START
書き込みに使用するSQL文
OUT_SQL_END
OUT_SQL2_START
書き込みに使用するSQL2
OUT_SQL2_END
IN_PARAM,テーブル名,ソート方法,ソートに使用する項目名
      ………………… ソート方法(N:ソートしない, D:昇順でソートする 降順でソートする)
IN_SQL_START
読み込みに使用するSQL文
IN_SQL_END
BEFORE_SQL_START
処理前に実行するSQL
BEFORE_SQL_END
SUCCESS_SQL_START
処理正常終了後に実行するSQL
SUCCESS_SQL_END
ITEM,有効性,項目名,固定長/可変長,サイズ,項目タイプ,連結順序,キー,SQL2で使用
      ………………… 有効性(1:有効 0:無効)
                     固定長/可変長(F:固定長 V:可変長)
                     サイズは固定長では項目サイズ、可変長では最大サイズを表します。
                     可変長の場合、0を指定するとサイズを制限しません。
                     項目タイプ(B(バイナリ)、
                     F(浮動小数点タイプ)、I(イメージタイプ(無変換))、
                     M(可変長文字)、N(2バイト表示文字)、
                     D(日付タイプ)、Z(数字文字列)、
                     W(Unicode文字列))
                     キー(0:キーではない 1:キーである)
                     OUT_PARAMでM(MERGE)が指定されている場合に有効。
                     SQL2で使用(0:使用しない 1:使用する)
                     OUT_SQL2_START~OUT_SQL2_ENDが指定されており、
                     OUT_SQL_POLICYが、1または2の場合に有効。
[ITEM_COMMENT,項目コメント]…ITEMが複数行ある場合は常に対象のITEMの行の直後に記載してください。
END

注意
  • DBCIDで指定するDB接続IDは、エクスポートファイル内で本記述より前に記述されているか、すでにDB接続情報に登録されている必要があります。

  • OUT_PARAM~OUT_PARAM_WHERE_END、OUT_SQL_POLICY~OUT_SQL2_END、IN_PARAM、IN_SQL_START~IN_SQL_ENDは、いずれか1つを記述してください。

  • ITEM行は、IN_PARAMまたはIN_SQL_START~IN_SQL_ENDを指定した場合のみ省略可能です。省略された場合は、データベースに問い合わせを行ってすべての項目を設定します。

i) DB接続情報の記述形式

項目ごとの詳細は「DB接続情報」を参照してください。

DBCID,DB接続ID
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
DBTYPE,製品種別 ……………… 製品種別(0:SQLite3 1:Oracle 2:SQL Server※
                             3:DB2 6:PostgreSQL 7:ODBC※ 8:Excel)
 
[INIT_CODE,文字コード] ……… 文字コード種(ASCII、SHIFT-JIS、EUC、UTF-8、
                              UTF-16、UTF-16BE、UTF-16LE)
                              (省略:設定しない)
                              データベースに接続してコード種が確定するまでの間、
                              使用する文字コードを指定します。
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
[USER,ユーザ]
[ATTESTATION,認証方式]※ ……… 認証方式(0:SQL Server認証 1:Windows認証)
                                (省略:SQL Server認証)
[PASSWD,パスワード]
[PASSWD_ENC,暗号化されたパスワード]
DATABASE,DB名,ホスト名,ポートNo.
DSN,DSN名,ホスト名,ポートNo. ……… DSN名(Oracleの場合はTNS名)
END

※ Windowsのみです。

注意
  • DB接続情報でExcelの使用はお勧めしません。Excel情報を使用することをお勧めします。

  • PASSWD、PASSWD_ENCはいずれか一方を記述してください。

  • PASSWD

    : パスワードを変更する場合に使用します。新しいパスワードを平文で指定してください。

    PASSWD_ENC

    : 登録済みのパスワードをそのまま設定する場合に使用します。utledigenコマンドの出力を変更せずに指定してください。

  • DATABASE、DSNはいずれか一方を記述してください。

    ODBC経由で接続する場合は、DSNを記述してください。

j) 共通コンポーネント情報の記述形式

項目ごとの詳細は「共通コンポーネント情報」を参照してください。

PONID,ID文字列
#ACCOUNT,更新ユーザ名 ……… DataMagic Desktopグレードでは出力されません。
[GRPID,業務グループ名]
[NEEDINPUT,入力マッピングの有無]
      ………………… 入力マッピングの有無
                    (0:入力マッピングなし,1:入力マッピングあり)
                    (省略時は0)
[NARGS,引数の数(0~5)] …… (省略時は0)
[CAST,出力タイプ] ………………………… I、M、9、D または 0x00
                                       出力タイプを指定しない場合は省略
[ARGTYPES,引数の型] ……………… 引数の型(Mまたは9)
                                 引数の数だけ型を指定します。
                                 (例)
                                 引数が3つの場合は、次の8パターン
                                 MMM,MM9,M9M,M99,999,99M,9M9,9MM
                                 引数が0の場合のみ省略可
[ARG1COMMENT,引数1のコメント] ……… 共通コンポーネント第1引数のコメント
[ARG2COMMENT,引数2のコメント] ……… 共通コンポーネント第2引数のコメント
[ARG3COMMENT,引数3のコメント] ……… 共通コンポーネント第3引数のコメント
[ARG4COMMENT,引数4のコメント] ……… 共通コンポーネント第4引数のコメント
[ARG5COMMENT,引数5のコメント] ……… 共通コンポーネント第5引数のコメント
[COMMENT,コメント]
#STIME,最終更新日時
COMPONENT,区分,返却文字列
 ……… 区分
        (D:日付 T:時間 M:固定文字列 9:固定数字文字列 F:関数
         V:仮想クエリ v:仮想クエリ(初期処理用)
         L:Luaスクリプト(関数実体のみ),l:Luaスクリプト(初期処理用))
[ITEM_COMMENT,データ部のコメント]
DEF_START
    :
    :
    :
DEF_END
END

k) ユーザ情報の記述形式

項目ごとの詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

DataMagic Desktopグレードでは、ユーザ情報は使用できません。

USERID,ユーザID
#ACCOUNT,更新ユーザ名
DOMAIN,ドメイン名 ………………… Windowsの場合に指定してください。
[DISPNAME,表示名]
AUTHTYPE,認証方式 ………………… 認証方法(O:OS認証 P:製品認証)
USERTYPE,ユーザの種類 …………… ユーザの種類(A:管理者権限 G:一般権限)
PASSWD,平文のパスワード
PASSWD_ENC,暗号化されたパスワード
#STIME,最終更新日時
[COMMENT,コメント]
END

注意
  • PASSWD、PASSWD_ENCは、「認証方式」が“製品認証”の場合のみいずれか一方を記述してください。

  • PASSWD

    : パスワードを変更する場合に使用します。新しいパスワードを平文で指定してください。

    PASSWD_ENC

    : 登録済みのパスワードをそのまま設定する場合に使用します。utledigenコマンドの出力を変更せずに指定してください。

  • DataMagic Serverグレードの場合、DataMagic 起動ユーザである「ユーザID」がUNIXの場合は"root"、Windowsの場合は"SYSTEM"のユーザ情報はインポートできません。

l) 業務グループ情報の記述形式

項目ごとの詳細は「DataMagic 操作マニュアル」を参照してください。

GRPID,業務グループ名
#ACCOUNT,更新ユーザ名
[COMMENT,コメント]
[OMITAUTH,権限の指定を省略する(0:省略しない 1:省略する)]
                              (省略時は0)
      …… DataMagic Desktopグレードでは、0を指定しても1が設定されます。
#STIME,最終更新日時
[USER,ユーザID,管理情報アクセス権限,実行権限
      …… DataMagic Desktopグレードでは使用できません。
      …… 管理情報アクセス権限(N:アクセス不可 V:参照のみ U:参照、更新)
           実行権限(N:実行不可 X:実行可)]
END

(2) 記述例

FMTID,FMT0001
#ACCOUNT,admin
#SIGN,ゾーン符号,出力外部符号(正),出力外部符号(負),出力内部符号(正),出力内部符号(負)
SIGN,3,4,5,4,5
#SIGN_IN,入力外部符号(正),入力外部符号(負),入力内部符号(正),入力内部符号(負)
SIGN_IN,4,5,4,5
COMMENT,人事情報ファイル キー「1111」フォーマット
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#ITEM,項目名,有効性,親項目,繰り返し数,バイト数,小数部桁数,項目タイプ
ITEM,KEY1LEN,1,,1,1,0,9
ITEM_COMMENT,001
ITEM,KEY2LEN,1,,1,1,0,9
ITEM_COMMENT,002
ITEM,KEY3LEN,1,,1,1,0,9
ITEM_COMMENT,003
ITEM,KEY1,1,,1,4,0,X
ITEM_COMMENT,004
ITEM,KEY2,1,,1,4,0,X
ITEM_COMMENT,005
ITEM,KEY3,1,,1,8,2,9
ITEM_COMMENT,006
ITEM,NOUSE,1,,1,8,0,N
ITEM_COMMENT,007
END
 
MFMTID,MFMT0001
#ACCOUNT,admin
#TYPE,設定種別(0:共通設定 1:個別設定)
TYPE,0
#KEY,キー開始位置,キー長,キー区分 (0:Character 1:Binary)
KEY,1,4
#DEFAULT,デフォルトフォーマットID
DEFAULT,FMT0003
COMMENT,人事情報ファイル
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#ITEM,キー値,フォーマットID
ITEM,1111,FMT0001
ITEM_COMMENT,001
ITEM,2222,FMT0002
ITEM_COMMENT,002
END
 
CSVID,CSV0001
#ACCOUNT,admin
#TOKEN,囲み文字,区切り文字
TOKEN,0x00,0x2C
COMMENT,人事情報ファイル CSV出力
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#ITEM,項目名
ITEM,あああ
ITEM_COMMENT,001
END
 
XMLID,XML0001
#ACCOUNT,admin
#SCHEMA,区分 (X:XML Schema D:DTD)
SCHEMA,X
#FNAME,インポートファイル名
FNAME,0006.edxml
COMMENT,人事情報ファイル XML出力
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
END
 
HFMTID,HFMT0001
#ACCOUNT,admin
COMMENT,
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#RECORD,項目名,親項目,フォーマットID,出現条件(N A B),キー開始位置,
キー値,未ヒット時(E D P)
#GROUP,項目名,親項目,繰り返し最大数(1~999999999 or 0(無制限) or &項目名&フォーマットIDの項目),脱出条件(N A B),キー開始位置,キー値
RECORD,FILE_HEAD,,00038_02,N,0,,E
ITEM_COMMENT,001
GROUP,GROUP1,,&FILE_HEAD&NEW1,N,0,
ITEM_COMMENT,002
RECORD,RECORD1,GROUP1,00038_01,A,1,NAME,E
ITEM_COMMENT,003
RECORD,RECORD2,GROUP1,00038_01,A,1,VALUE,E
ITEM_COMMENT,004
GROUP,GROUP2,,3,N,0,
ITEM_COMMENT,005
RECORD,RECORD3,GROUP2,00038_01,N,0,,E
ITEM_COMMENT,006
END
 
EXCELID,ExcelOut1
#ACCOUNT,admin
GRPID,G_GROUP
MST_BOOK,C:\template\template.xlsx
SHEETNAME,Sheet1
IN_PARAM,A,E,1,1,
OUT_PARAM,S,1,N
TEMPLATE_FILENAME,C:\template\template.xls
TEMPLATE_SHEETNAME,Sheet1
COMMENT,Excel出力管理情報
#STIME,2016/07/01 12:00:00.000000
ITEM,D,A1,注文日 
ITEM,Z,B,注文明細行番号
ITEM_COMMENT,コメント
END
 
DBCID,DBC0001
#ACCOUNT,admin
#DBTYPE,製品種別(0:SQLite3 1:Oracle 2:SQL Server 3:DB2 6:PostgerSQL
                  7:ODBC 8:Excel)
DBTYPE,1
COMMENT,
#INIT_CODE,文字コード種(ASCII SHIFT-JIS EUC UTF-8 UTF-16 UTF-16BE UTF-16LE)
INIT_CODE,ASCII
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
USER,user001
PASSWD,xxxxxxxx
#DATABASE,DB名,ホスト名,ポートNo.
DATABASE,ORACLE9I,ORACLE9I,1521
END
 
DBID,DB
#ACCOUNT,admin
DBCID,DBC0001
COMMENT,
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#IN_SQL,入力に使用するSQL文
#IN_PARAM,テーブル名,ソート方法(N:ソートしない D:昇順でソートする
                                 R:降順でソートする),ソートに使用する項目名
IN_SQL_START
select * from table
IN_SQL_END
#ITEM,有効無効(1:有効 0:無効),項目名,(V:可変長 or F:固定長),サイズ,項目タイプ,連結順序,キー,SQL2で使用
ITEM,1,no,F,9999,B,1,0,0
ITEM_COMMENT,001
ITEM,1,db_rowversion,F,9999,I,1,0,0
ITEM_COMMENT,002
ITEM,1,db_sysname,F,9999,M,1,0,0
ITEM_COMMENT,003
END

= 備考 =

この記述例は、以下を前提として書かれています。前提が成立しない環境で、この記述例を使用して登録コマンドを実行した場合、エラーになることがあります。

  • 登録コマンドを実行するカレントフォルダに、エクスポートファイルで生成されたXML Schemaファイル「0006.edxml」がある。

  • 記述例中で参照しているフォーマットIDは事前に登録されている。

PRMID,EDID
#ACCOUNT,admin
GRPID,GRP0001
ENCFNAME,__PRMID_FILE__
・・・
IDLIST,C:CSV001;X:XML001;
COMMENT,
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
END
 
PONID,SAISON_TOUPPER
#ACCOUNT,admin
GRPID,001
#NEEDINPUT,入力マッピングを必須とする(0:任意とする,1:必須とする)
NEEDINPUT,1
#NARGS,引数の数(0~5)
NARGS,0
#CAST,出力タイプ(IかMか9かDか省略)
CAST,M
COMMENT,入力文字列の英小文字を英大文字に変換します。
#STIME,2016/04/22 12:22:24
#COMPONENT,区分(D:日付,T:時間,M:固定文字列,9:固定数字文字列,F:関数,V:仮想クエリ,v:仮想クエリ(初期処理用),L:Luaスクリプト,l:Luaスクリプト(初期処理用)),返却文字列(0~5)
COMPONENT,V,0
ITEM_COMMENT,入力文字列の英小文字を英大文字に変換します。
#DEF_START コンポーネントの定義 DEF_END
DEF_START
SELECT UPPER($ARG0);
DEF_END
END
USERID,USER0001
#ACCOUNT,admin
DOMAIN,d-domain.com
#AUTHTYPE,認証方式(O:OS認証 P:製品認証)
AUTHTYPE,O
#USERTYPE,ユーザの種類(A:管理者権限 G:一般権限)
USERTYPE,A
PASSWD,xxxxxxxx
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
END
 
GRPID,GRP0001
#ACCOUNT,admin
OMITAUTH,0
COMMENT,
#STIME,2011/07/01 12:00:00.000000
#USER,ユーザID,管理情報アクセス権限,実行権限
USER,user001,U,X
END