管理情報一覧出力コマンド(utledidlist コマンド)

管理情報の一覧を出力します。

管理情報の一覧は「,(カンマ)」区切りのCSV形式(文字コードは自機種コード)で標準出力に出力されます。出力結果をファイルへ出力する場合は、「>(リダイレクト)」を使用してください。

日付は、システム動作環境設定の「日付形式(datefmt)」に設定した形式で出力されます。

更新ユーザは、DataMagic Desktopでは出力されません。

表1.10 コマンドの実行可否

グレード

DataMagicのユーザ種別

管理情報の業務グループ設定

アクセス権限

実行可否

DataMagic Server

スーパーユーザ

可能

一般ユーザ

権限の指定を省略する(*1)

可能

権限を指定する

参照、参照+更新

可能

上記以外

不可

DataMagic Desktop

可能

*1

:

業務グループにユーザ権限を指定しないで、絞り込み条件として使用することを示します。

コマンド

utledidlist -i {ed|csv|fmt|mfmt|hfmt|xml|excel|db|dbc|pon} [-d id] [-g grpid]

パラメータ

-i {ed|csv|fmt|mfmt|hfmt|xml|excel|db|dbc|pon}

一覧を出力する対象の管理情報(省略不可)

ed

: データ加工情報

csv

: CSV情報

fmt

: フォーマット情報

mfmt

: マルチフォーマット情報

hfmt

: 階層フォーマット情報

xml

: XML情報

excel

: Excel情報

db

: DBテーブル情報

dbc

: DB接続情報

pon

: 共通コンポーネント情報

-d id

出力する管理情報ID(省略可)

「*(アスタリスク)」を使うと、前方一致や後方一致、指定した文字列を含むIDの指定ができます。

省略すると、すべてのIDが対象になります。-gと同時に指定した場合は、両方の条件を満たした管理情報が出力対象になります。

注意

「*(アスタリスク)」を使用する際は、idを「"(ダブルクォーテーション)」で囲んで指定してください。

例) -d "ab*"

-g grpid

出力する管理情報の業務グループID(省略可)

省略すると、すべての業務グループの管理情報が対象になります。-dと同時に指定した場合は、両方の条件を満たした管理情報が出力対象になります。

出力例

CSV情報の場合

"ID","更新ユーザ","業務グループ","更新日時","コメント"
"CSV01","abc","grp01","2016/11/08 10:43:13","テスト用; 出力"
"CSV02","admin","","2016/11/22 19:21:48","入力用"
"CSV03","def","grp02","2016/03/26 12:33:21",""
"incsv","def","","2016/01/01 09:02:14",""