テスト結果の確認方法

テスト結果ファイルは、データ加工終了後、ユーザが指定したテスト結果ファイルにCSV 形式で出力されます。テスト結果ファイルに出力する項目を次に示します。

= 備考 =
  • テスト結果ファイルには、UTF-8で出力されます。

  • テスト結果ファイルには、常に「置き換え」で出力されます。前回の結果は上書きされます。テスト結果ファイルを保存したい場合は、テスト実行前にファイル名を変更してください。

  • テスト結果ファイルの出力内容は、バージョンアップおよびリビジョンアップで変更になることがあります。テスト結果ファイルは、現在のデータ加工の処理を確認する目的で使用してください。

表7.7 テスト結果ファイル出力項目

項目

詳細

完了コード-詳細コード

通常のデータ加工で、エラー項目を検出した場合に出力される「完了コード、詳細コード、完了メッセージ、詳細メッセージ」を出力します。

完了メッセージ

詳細メッセージ

追加情報

次に示す情報のうち、エラーコードに応じて、エラーが発生した個所を特定する際に必要な情報を出力します。

  • ファイル名:エラー項目を検出したファイルの名称

  • 入力種別:エラー項目を検出した入力種別

  • 次のどれかが出力されます。

    • 入力

    • マッチング

    • 仮想テーブル

    • マージ

  • 入力レコード数:入力種別に応じたレコード数

    「入力種別」が出力されない場合は、入力のレコード数が出力されます。

  • 入力項目番号:エラー項目を検出した項目番号

  • 前処理:エラー項目を検出した前処理

  • 後処理:エラー項目を検出した後処理

  • カスタムエラー条件:エラー項目を検出したカスタムエラー条件

  • 抽出条件:エラー項目を検出した抽出条件

  • 出力番号:エラー項目を検出した出力番号

  • 出力項目名(*1):エラー項目を検出した出力項目名

  • 出力項目番号(*1):エラー項目を検出した出力項目番号

  • マッチング番号:エラー項目を検出したマッチング番号

*1

:

XMLの場合、次のように出力します。

要素の例) root///0001/parent///0001

属性の例) root///0001/parent//0001//id

注意

テスト結果ファイルの出力項目に改行または「,(カンマ)」が出現した場合は、次のように置換して出力されます。

文字

置換される文字

0x0D(改行)

\r

0x0A(改行)

\n

,(カンマ)

:(コロン)