XMLレコード単位

DataMagicでは、入力ファイルから出力ファイルへ変換をする際に、データ加工情報のマッピング情報を基に行っています。このマッピング情報では、入力側のレコードをどのように区切るか、また、入力側の1レコードを出力側にどのように出力するかという設定を行っています。XMLのようなレコードの概念がないファイルをレコードとして区切ったり、また、区切られたレコードをファイルに戻したりする処理を行います。

入力がXMLのときには、入力ファイルを特定の法則(以下XMLレコード単位と呼びます)に基づいた「レコード」として区切って処理します。出力がXMLのときには、入力側から渡された「レコード」分、「XMLレコード単位」にしたがって出力します。

「XMLレコード単位」には以下の5種類があります。

「XMLレコード単位」="1"

1ファイルを1レコードとして扱います。したがって1ファイルにつき、処理するレコード数は1になります。

「XMLレコード単位」="2"

ルート要素の1階層下の設定要素を1レコードとして扱います。

「XMLレコード単位」="3"

ルート要素の2階層下の設定要素を1レコードとして扱います。

「XMLレコード単位」="任意"

出力がXMLの場合にのみ指定できます。任意の要素を1レコードとして扱います。

「XMLレコード単位」="要素"

入力がXMLの場合にのみ指定できます。任意の要素を複数の条件に設定可能、として扱います。