インポート時の制限事項
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混在要素には対応していません。そのようなスキーマファイルをインポートしようとするとエラーになります。
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スキーマの階層は50階層までの対応となります。それ以上の階層を持つスキーマファイルをインポートしようとするとエラーになります。ここでのスキーマの階層とは、XML情報詳細画面上の階層数を意味します。要素、内容モデルタグの入れ子に従って階層数は増加します。また、属性も1階層使用します。XMLスキーマファイルの見た目上のインデントの有無は関係ありません。
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ツリー上のルート要素は、最初に読み込んだ要素宣言から展開されます。以下の例ではルート要素はa要素となり、どこからも参照されていないb要素はツリー上に存在しなくなります。
図4.89 ルート要素
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DTDは、スキーマファイルから外部ファイルを参照しようとすると該当個所が無視されます。
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DTDは、内部サブセットとして宣言されているXMLファイルか、または外部サブセットのDTDファイルそのもののどちらかをインポートできます。外部サブセットへの参照宣言をもったXMLファイルはDTDとしてインポートできません。
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DTDは、プレフィックスの付加されたスキーマファイルをインポートした場合、各項目のプレフィックスは無視されます。
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スキーマファイルとしてインポートできるファイルのエンコードは、SHIFT_JIS、EUC-JP、UTF-8、UTF-16のいずれかのみとなります。
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インポートするXML Schemaファイル内に「string」や「int」など、XML Schemaの組み込み型と同じ名前を持つ型を定義し、それを参照しようとした場合、XML Schemaの型を参照したものとして動作します。
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要素の型を検索できなかったときは空要素の文字データとして動作します。同様に、属性の型を検索できなかったときも、文字データとして動作します。