Oracleのダイレクト・パス・ロードを使用した登録
Oracleのダイレクト・パス・ロードを使用して、複数のレコードを一括で登録(INSERT)できます。これによって、大量のデータをより高速に登録できます。
ダイレクト・パス・ロードを使用する場合は、DBテーブル情報詳細画面で[ダイレクト・パス・ロードを使用してINSERT]を選択します。
接続先のOracleデータベースは、ダイレクト・パス・ロードの使用条件を満たす必要があります。ダイレクト・パス・ロードの使用条件、制限および注意については、Oracleのドキュメントを参照してください。
注意
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ダイレクト・パス・ロードでは、主キーの制約をチェックしないでテーブルにINSERTするため、主キーが重複することがあります。主キーが重複した場合、トレースログに警告が出力されます。トレースログにこの警告が出力された場合は、対象テーブルから主キーの重複したデータを削除してください。
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ダイレクト・パス・ロードでは、データ加工の実行時に出力先のテーブルを占有ロックします。このため、出力先のテーブルに対して別のセッションのトランザクションがある場合、ダイレクト・パス・ロードの初期処理でエラーが発生します。ダイレクト・パス・ロードを使用するデータ加工では、別のセッションのトランザクションが発生しない状態で実行してください。
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ダイレクト・パス・ロードを使用したINSERTでは、接続時にセッションを2つ使用します。ご利用状況に応じて、DB側のセッション数を調整してください。