日付の入力フォーマットを指定した場合の日付データの読み込み処理

入力する文字データのフォーマットを入力ファイルに合わせて設定できます。ここで説明する動作は、オプションタブで入力の日付フォーマットを指定した場合の動作です。この項目を設定した場合、入力したフォーマットと一致しない日付データはエラーと判定されます。この項目を設定しない場合は、自動で判定されます。

項目をダブルクリックする、または編集アイコンをクリックすると、日付の入力フォーマットを設定する画面が表示されます。サンプルから選択する、または日付フォーマットを入力して設定してください。日付の入力フォーマットは最大10個まで指定できます。

入力フォーマットの一覧を以下の表に示します。

表4.22 入力フォーマットの一覧

#

文字列

説明

1

YYYY

西暦年(4桁)

2

YY

西暦年(下2桁)

ただし、2000年代とみなされます。

例:YYの部分が14の場合、2014年。

3

RR

西暦(下2桁)

値が69以上の場合は1900年代、値が68以下の場合は2000年代とみなされます。

4

EYY

元号の省略形+和暦年(00~99)(T09、S25など)

5

EEYY

元号+和暦年(00~99)(大正09、昭和25など)

6

eyy

元号の省略形+和暦年(0-99)(T9、S25など)

7

eeyy

元号+和暦年(0-99)(大正9、昭和25など)

8

MM

月(01~12)

9

mm

月(1~12)

10

DD

日(01~31)

11

dd

日(1~31)

12

HHまたはHH24

時間(00~23)

13

hhまたはhh24

時間(0~23)

14

HH12

時間(01~12)

15

hh12

時間(1~12)

16

MI

分(00~59)

17

mi

分(0~59)

18

SS

秒(00~59)

19

ss

秒(0~59)

20

MON

月の英語表記の省略形(すべて大文字)(JANなど)

21

Mon

月の英語表記の省略形(先頭のみ大文字)(Janなど)

22

mon

月の英語表記の省略形(すべて小文字)(janなど)

23

MONTH

月の英語表記(すべて大文字)(JANUARYなど)

24

Month

月の英語表記(先頭のみ大文字)(Januaryなど)

25

month

月の英語表記(すべて小文字)(januaryなど)

26

AM

AM:午前、またはPM:午後

27

Am

Am:午前、またはPm:午後

28

am

am:午前、またはpm:午後

29

A.M.

A.M.:午前、またはP.M.:午後

30

a.m.

a.m.:午前、またはp.m.:午後

= 備考 =
  • 繰り上がりの動作は、「DataMagicの自動判定による日付データの読み込み処理」の「(2) 繰り上がり」の内容と同様です。

  • 区切り文字を指定する場合は、上記の表の文字列以外を使用できます。

  • 平成より新しい元号に対応するには、システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「元号(era_name)」で新しい元号を設定する必要があります。