実体化
XMLツリーのノードには「実体化」という概念が用いられます。実体化されていないノードが出力されることはありません。マッピングを行い、実体化されたノードだけが出力ファイルに出力されます。ここではそれぞれのノードの実体化について説明します。
注意
ここでの実体化とはマッピング情報設定画面上での実体化を意味します。XML情報詳細画面および項目選択画面でのXMLツリーでは常にすべてのノードが実体化された状態で表示されます。
(1) 属性ノード
関係線が引かれるか、または無視されることで実体化します。実体化したのが入力側であれば、そこにくる値が入力値として使用され、出力側であれば、そこに値が出力されます。
(2) 要素ノード
関係線が引かれるか、自分の持つ子要素がすべて実体化することで実体化します。ただし、子要素が末端要素ノードと属性の場合は、どちらか一方が実体化すれば実体化します。
anyノードはマッピングを行えないので、常に実体化されています。
(3) 内容モデルノード
a) sequence
子要素の順序の1セットがすべて実体化した時点で自分も実体化します。
b) choice
子要素のうちの1つが実体化した時点で自分も実体化します。
c) all
子要素のうちの1つが実体化した時点で自分も実体化します。