出力側でのXMLレコード単位の扱い
入力データのレコードは、出力ファイルの設定項目「XMLレコード単位」に基づいて出力します。
「XMLレコード単位」の設定値ごとに説明します。
(1) 「XMLレコード単位」が"1"の場合
入力データの1レコードが、1つのルート要素と対応します。つまり、入力データ1レコードにつき1つの出力ファイルが作成されます。出力ファイル名は、データ加工情報で指定した出力ファイル名+「.0001」~「.9999」です。レコードごとにカウントアップされます。9999レコードを超えた場合、「.0001」に戻り、出力ファイルが置き換えられます(この際、データ加工実行コマンド実行時の「出力ファイルの登録モード」を"新規作成"(-n)としているとエラーになります)。
詳細は、「フォーマット形式ファイルからXML形式ファイルへの変換」を参照してください。
(2) 「XMLレコード単位」が"2"の場合
入力データの1レコードが、ルート要素から1階層下の要素と対応します。詳細は、「フォーマット形式ファイルからXML形式ファイルへの変換」を参照してください。
(3) 「XMLレコード単位」が"3"の場合
入力データ1レコードが、ルート要素から2階層下の要素と対応します。XML情報で、ルート要素の直下に要素が複数存在する場合、ルート要素直下の要素を複数出力してしまう可能性があるため、XMLレコード単位整合性エラーになります。詳細は、「フォーマット形式ファイルからXML形式ファイルへの変換」を参照してください。
(4) 「XMLレコード単位」が"任意"の場合
任意の階層の要素を1レコードとして扱えます。詳細は、「フォーマット形式ファイルからXML形式ファイルへの変換」および「XMLレコード単位=“任意”の変換」を参照してください。
「XMLレコード単位」の"任意"の設定は、出力ファイルがXML形式の場合のみ、出力設定画面にて設定できます。