インポートに対応するコンポーネント

DataMagicではインポートできるスキーマとしてDTDとXML Schemaに対応していますが、DTDの宣言ごと、およびXML Schemaのコンポーネントごとには、対応しているものとしていないものがあります。以下はその一覧です。各表の「動作内容」はDataMagic管理画面での動作内容となります。

(1) DTDの宣言

表4.5 DTDの宣言

宣言

動作内容

ELEMENT

要素ノードとして展開されます。

,

sequence内容モデルノードとして展開されます。

|

choice内容モデルノードとして展開されます。

*

sequence内容モデルノードとして展開されます。

+

sequence内容モデルノードとして展開されます。

?

無視されます。

ATTLIST

属性ノードとして展開されます。

#REQUIRED

無視されます。

#IMPLIED

無視されます。

#FIXED

無視されます。

ENTITY

外部ファイルを参照するような宣言はエラーになります。

NOTATION

無視されます。

デフォルト値

defaultとしてノードに保持されます。

(2) XML Schemaのコンポーネント(要素)

表4.6 XML Schemaのコンポーネント(要素)

要素名

動作内容

all

all内容モデルノードとして展開されます。

annotation

無視されます。

any

anyノードとして展開されます。

anyAttribute

インポートエラーになります。

appinfo

無視されます。

attribute

属性ノードとして展開されます。

attributeGroup

属性ノードとして展開されます。

choice

choice内容モデルノードとして展開されます。

complexContent

型定義に使用されます。ツリー上には展開されません。

complexType

型定義に使用されます。ツリー上には展開されません。

documentation

無視されます。

element

要素ノードとして展開されます。

extension

型拡張に使用されます。ツリー上には展開されません。

field

無視されます。

group

要素ノードとして展開されます。

import

schemaLocationで指定されたファイルを読み込んで展開されます。

include

schemaLocationで指定されたファイルを読み込んで展開されます。

key

無視されます。

keyref

無視されます。

list

型制限に使用されます。ツリー上には展開されません。

notation

無視されます。

redefine

インポートエラーになります。

restriction

型制限に使用されます。ツリー上には展開されません。

schema

型定義に使用されます。ツリー上には展開されません。

selector

無視されます。

sequence

sequence内容モデルノードとして展開されます。

simpleContent

型定義に使用されます。ツリー上には展開されません。

simpleType

型定義に使用されます。ツリー上には展開されません。

union

型制限に使用されます。ツリー上には展開されません。

unique

無視されます。

(3) XML Schemaのコンポーネント(要素の持つ属性)

表4.7 XML Schemaのコンポーネント(要素の持つ属性)

要素名

属性名

動作内容

all

maxOccurs

無視されます(1として処理されます)。

minOccurs

出現頻度の最低値として使用されます。

attribute

default

入力データがない場合にこの値が入力データとなります。

fixed

無視されます。

form

無視されます。

name

属性名として使用されます。

ref

検索名として使用されます。

type

データタイプとして使用されます。

use

無視されます。

attributeGroup

name

検索名として使用されます。

ref

検索名として使用されます。

choice

maxOccurs

出現頻度の最高値として使用されます。

minOccurs

出現頻度の最低値として使用されます。

complexContent

mixed

無視されます(falseとして処理されます)。

complexType

abstract

無視されます。

block

コンテナ要素がschema要素の場合は無視されます。

それ以外の場合はインポートエラーになります。

final

無視されます。

mixed

無視されます(falseとして処理されます)。

name

検索名として使用されます。

element

abstract

無視されます。

block

無視されます。

default

入力データがない場合にこの値が入力データとなります。

final

無視されます。

fixed

無視されます。

form

無視されます。

maxOccurs

出現頻度の最高値として使用されます。

minOccurs

出現頻度の最低値として使用されます。

name

要素名として使用されます。

nillable

無視されます。

ref

検索名として使用されます。

substitutionGroup

無視されます。

type

データタイプとして使用されます。

extension

base

データタイプとして使用されます。

group

name

検索名として使用されます。

ref

検索名として使用されます。

maxOccurs

出現頻度の最高値として使用されます。

minOccurs

出現頻度の最低値として使用されます。

list

itemType

データタイプとして使用されます。

restriction

base

データタイプとして使用されます。

schema

attributeFormDefault

無視されます。

blockDefault

無視されます。

elementFormDefault

無視されます。

finalDefault

無視されます。

targetNamespace

対象名前空間名として使用されます。

version

無視されます。

xml:lang

無視されます。

sequence

maxOccurs

出現頻度の最高値として使用されます。

minOccurs

出現頻度の最低値として使用されます。

simpleType

final

無視されます。

name

検索名として使用されます。

union

memberTypes

最初に定義されたタイプがデータタイプとして使用されます。

すべての要素

id

無視されます。