条件の設定 - 抽出条件

入力ファイルまたはマッチングファイルから変換処理の対象となるレコードを抽出するための条件は抽出条件設定画面で、抽出するレコードのキー値は抽出キー設定画面で設定します。

抽出キーとは、レコードからデータを抽出するときの、抽出の対象になるレコードのことです。ファイル内のレコードを抽出キーとして設定すると、該当のレコードを抽出できます。

条件(抽出条件、カスタムエラー条件、前処理、後処理) は、合計で最大256 個登録できます。

画面3.9 抽出条件設定画面

画面3.10 抽出キー設定画面

抽出条件として指定できる項目種は「項目No.(※1)」「項目名(※2)」「レコード数(※3)」「入力総レコード数(※3)」「ヒットレコード数(※3)」「グループレコード数(※3)」「変数(※4)」です。また、「関数(※5)」「共通コンポーネント(※6)」で項目を加工できます。

抽出キーの設定は、入力設定の「形式」が"マルチフォーマット"、"階層フォーマット"または"XML(※7)"の場合にだけ設定できます。

 

*1

:

項目No.は、「比較元種別」が"入力項目"または"マッチング項目"の場合にだけ指定できます。

*2

:

項目名は、「比較元種別」が"入力項目"の場合にだけ指定できます。

*3

:

各種のレコード数は、「比較元種別」が"レコード"の場合にだけ指定できます。

*4

:

変数名は、「比較元種別」が"変数"の場合にだけ指定できます。

*5

:

関数は、「比較元種別」が"入力項目"、"マッチング項目"または"変数"の場合にだけ指定できます。複数の関数の行を指定して、関数の処理結果を次の関数に入力できますこれを関数の多段指定といいます。関数を多段で指定する形式については、「DataMagic リファレンスマニュアル」を参照してください。

*6

:

共通コンポーネントは、「比較元」で選択します。

*7

:

XMLは、「XMLレコード単位」が"要素"の場合にだけ設定できます。

注意

抽出条件の[比較元]の[項目名]に、フォーマット情報を階層化させてレベルを下げた項目を指定するとエラーになります。この場合、フォーマット情報を階層化させない形式に修正してください。