エラーファイル
エラーファイルには、データ加工実行コマンドのエラーの内容、処理結果、および処理件数が出力されます。エラーの出力フォーマットと出力ファイル名は、データ加工情報設定画面の履歴設定タブまたはシステム動作環境設定画面のデータ加工履歴タブで設定します。
出力フォーマットは書式文字列を使用して任意の形式を指定できます。省略した場合は、エラーコード、詳細コード、エラーメッセージ、エラー発生件数、エラー発生時間を出力します。履歴設定タブの詳細は「DataMagic リファレンスマニュアル」を参照してください。
エラーファイルの出力例は以下のとおりです。
<出力例>
- (エラー発生時)
-
ERRCODE=053-004 ERRMSG=出力ファイル番号 1内で'N'タイプから'X'タイプに変換する際にエラーが発生しました。(項目番号:1) DTLMSG=Xタイプへの変換で全角文字があります。 TRNCOUNTONERR=1 TRNTIMEONERR=2011/06/22 11:56:30.747955
- (正常時)
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ERRCODE=000-000 ERRMSG=正常終了 TRNCOUNTONERR= TRNTIMEONERR=
<内容の説明>
- ERRCODE=Ecode-Scode
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エラーコード・詳細コードを表示します。
-
Ecode : エラーコード(3桁)を表示します。
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Scode : 詳細エラーコード(3桁)を表示します。
- ERRMSG=Message
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エラーメッセージを表示します。
- DTLMSG=Message
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エラーの詳細なメッセージを表示します。
- TRNCOUNTONERR=Count
-
エラー発生時の総処理レコード数を表示します。
- TRNTIMEONERR=YYYY/MM/DD hh:mm:ss.ssssss
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エラー発生年月日、時刻を表示します。
= 備考 =
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エラーコードについては「DataMagic エラーコード・メッセージ」を参照してください。
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DTLMSGは、ERRMSGだけではエラー原因がわからない場合に出力されます。