ユーザ出口プログラムの注意
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ユーザ出口プログラムはC言語で作成してください。DataMagicのマッピング情報設定画面の出力情報設定画面で"ユーザ出口プログラム"を選択して設定した場合、その出力項目を処理する際にDLLをロード、アンロードします。
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Windowsの場合、ユーザ出口プログラムはDLLとして作成してください。
作成コンパイラにより実行環境にruntimeライブラリが必要となる場合があります。呼び出し規約の「__stdcall」を使用してください。作成時は、Release構成で作成してください。作成方法については対象コンパイラのオンラインヘルプを参照してください。
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UNIXの場合、ユーザ出口プログラムはsharedライブラリとして作成してください。
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AIXの場合、ランタイム・リンクを使用するライブラリを生成するときは、-bEリンカー・オプションでエクスポート・ファイルを指定、および-bIリンカー・オプションでインポート・ファイルを指定してください。
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不正なバッファポインタや、バッファサイズを返すと、DataMagicが異常終了する可能性があります。また、ユーザ出口プログラム内で異常終了した場合、DataMagicも異常終了します。
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ユーザ出口プログラムから出力データとして返却されたパラメータは、出力ファイルにそのまま出力されます。
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ユーザ出口プログラムをビルドする場合、DataMagic本体およびOSのアーキテクチャとユーザ出口プログラムのアーキテクチャを一致させる必要があります。例えば、DataMagicの64ビット版をインストールした場合、ユーザ出口プログラムも64ビット版としてビルドする必要があります。