ユーザの種類と操作権限

ユーザには、スーパーユーザと一般ユーザの2種類があります。ユーザの種類によって、操作できる内容が異なります。ユーザは、システム管理―ユーザ管理画面から設定できます。

以下に、スーパーユーザと一般ユーザの操作権限に関して示します。

DataMagicを単体で利用する場合は、DataMagicに登録されている任意のユーザ(原則インストールユーザ)による運用を原則とします。

= 備考 =

HULFTと共存する場合、HULFTはスーパーユーザ(root)による運用を原則としています。そのため、その場合はスーパーユーザ(root)で運用してください。都合によりスーパーユーザで運用ができない場合は、HULFTの制限事項があります。

詳細についてはHULFTのマニュアルを参照してください。

表2.1 ユーザの種類と操作

操作

スーパーユーザ

一般ユーザ

特殊な操作

以下の操作が可能

  • DataMagicの起動、停止

  • ユーザの作成、更新、削除、インポート

  • 業務グループの作成、更新、削除、インポート

  • システム動作環境設定の更新

  • 外字テーブルの登録

  • EBCDICユーザテーブルの登録

  • データ加工履歴の削除

  • 操作履歴の参照、削除

  • プロダクトキーの更新

左記の操作は不可

管理情報の参照

仕様書出力

業務グループに属しており、かつ「アクセス権限」が以下のいずれかに設定されていれば可(*1)

  • 参照のみ

  • 参照+更新

管理情報の更新

業務グループに属しており、かつ「アクセス権限」が以下のように設定されていれば可(*1)

  • 参照+更新

変換実行

テスト実行

ステップ実行

業務グループに属しており、かつ「アクセス権限」および「実行権限」が以下のように設定されていれば可(*1)

  • アクセス権限: 参照のみ、または 参照+更新

  • 実行権限  : 実行可

チュートリアル

業務グループへの所属

不可

*1

:

絞り込み条件で業務グループを使用する場合は、この制限はありません。

= 備考 =
  • 管理情報に業務グループを指定すると、業務グループに設定したアクセス権を付与できます。

    • ユーザ権限管理の業務グループの場合

      業務グループに設定したアクセス権(アクセス不可、参照可、更新可)にしたがって管理情報へのアクセス権が決まります。

    • 絞り込み条件の業務グループの場合

      業務グループは絞り込み条件で使用されるため、すべてのユーザが管理情報にアクセスできます。

  • 管理情報にユーザ権限管理の業務グループを指定していない場合は、一般ユーザでも権限の設定内容にかかわらず次に示す操作ができます。

    • 管理情報の参照

    • 管理情報の更新

    • 変換実行