業務グループに関する注意

業務グループ管理に関する注意事項を説明します。

(1) マルチフォーマットおよび階層フォーマット情報更新

マルチフォーマットおよび階層フォーマット情報の設定を変更する場合、その配下に「フォーマットID」を指定する必要があります。複数の業務グループに属しているユーザが登録したレイアウト情報および共通リソース情報を、1つの業務グループのみに属しているユーザがデータ加工情報のプレビューを表示しようとした場合、エラーとなる場合があります。マルチフォーマット情報での例を以下に示します。

図2.5 マルチフォーマット情報例

この例では、User1は業務グループ1および業務グループ2に所属しているため、業務グループ1および業務グループ2のフォーマット情報を使用して、マルチフォーマット情報(MFMT1)を登録できます。

User2は業務グループ2に属していないため、User1が登録した業務グループ2のフォーマット情報を含むマルチフォーマット情報(MFMT1)に対して以下の操作を行う場合エラーとなります。

  • データ加工情報のプレビューを表示した場合

(2) データ加工情報

データ加工情報には、設定ユーザが参照可能なレイアウト情報のIDのみが設定できます。実行ユーザの業務グループ以外のレイアウト情報のIDが含まれるデータ加工情報を実行する場合、実行時エラーとなります。