新機能・非互換説明書 - はじめに
このたびは、本製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ここでは、本製品の体系やマニュアルについて、以下の順で説明しています。本製品のマニュアルをご利用になる場合は、最初にお読みください。
本書では、DataMagicの製品名を以下の名称で表記しています。
本製品の略称
【DataMagic Ver.3】
Ver.3からコード変換オプションは廃止されました。
コード変換オプションの機能は、DataMagic Serverに含まれます。
表記 |
製品名(*1) |
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DataMagic |
|||
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DataMagic Server |
DataMagic Server for UNIX/Linux |
DataMagic Server for UNIX Ver.3 |
DataMagic Server for Linux Ver.3 |
|||
DataMagic Server for zLinux Ver.3 |
|||
DataMagic Server for Windows |
DataMagic Server for Windows Ver.3 |
||
DataMagic Manager |
DataMagic Manager Ver.3 |
||
DataMagic Desktop |
DataMagic Desktop Ver.3 |
*1 |
: |
各製品には、暗号なし版(No Encryption)があります。これらの製品には暗号機能は含まれていません。
|
UNIX版、Linux版およびzLinux版のDataMagicでの操作は同じです。
Linux版またはzLinux版を利用する環境では、マニュアルの本文中の「UNIX」を「Linux」または「zLinux」に読み替えてご利用ください。
本書では、LinuxとzLinuxを総称して、Linuxと表記します。
【HULFT-DataMagic Ver.2、Ver.1】
表記 |
製品名 |
|
---|---|---|
HULFT-DataMagic |
HULFT-DataMagic for UNIX/Linux |
HULFT-DataMagic for UNIX |
HULFT-DataMagic for Linux |
||
HULFT-DataMagic for zLinux |
||
HULFT-DataMagic for Windows |
HULFT-DataMagic for Windows |
|
HULFT-DataMagic Connect |
UNIX 版、Linux 版およびzLinux 版のDataMagicでの操作は同じです。
Linux版またはzLinux版を利用する環境では、マニュアルの本文中の「UNIX」を「Linux」または「zLinux」に読み替えてご利用ください。
本書では、LinuxとzLinuxを総称して、Linuxと表記します。
-
HULFT-DataMagicはHULFT データ変換Pro/Standardの後継製品です。
-
HULFT データ変換Standard Ver.6.6未満の場合の製品名は、HULFT データ変換です。
-
製品名の総称として使用していたHULFT-DataMagicは、Ver.3からDataMagic Serverに変更しました。
-
HULFT-DataMagicは、Ver.3から製品名をDataMagic Serverに変更しました。
-
HULFT-DataMagic Connectは、Ver.3から製品名をDataMagic Managerに変更しました。
オプション製品の略称
【DataMagic Ver.3】
本書では以下に示すオプション製品を総称して「DB接続オプション」と表記します。
-
DataMagic DB Connection Option(DB2) for UNIX Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(DB2) for Linux Ver.3
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DataMagic DB Connection Option(DB2) for zLinux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(DB2) for Windows Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(Oracle) for UNIX Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(Oracle) for Linux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(Oracle) for zLinux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(Oracle) for Windows Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(SQL Server) for Windows Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(PostgreSQL) for UNIX Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(PostgreSQL) for Linux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(PostgreSQL) for zLinux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(PostgreSQL) for Windows Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(ODBC) for Linux Ver.3
-
DataMagic DB Connection Option(ODBC) for Windows Ver.3
本書では以下に示すオプション製品を総称して「Excelオプション」と表記します。
-
DataMagic Excel Option for Linux Ver.3
-
DataMagic Excel Option for zLinux Ver.3
-
DataMagic Excel Option for Windows Ver.3
本書では以下に示すオプション製品を「Manager接続オプション(無制限)」と表記します。
-
DataMagic Manager Unlimited Option for UNIX Ver.3
-
DataMagic Manager Unlimited Option for Linux Ver.3
-
DataMagic Manager Unlimited Option for zLinux Ver.3
-
DataMagic Manager Unlimited Option for Windows Ver.3
【HULFT-DataMagic Ver.2、Ver.1】
本書では以下に示すオプション製品を総称して「DB接続オプション」と表記します。
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(DB2) for Windows
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HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(DB2) for UNIX
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(DB2) for Linux
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(DB2) for zLinux
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(Oracle) for Windows
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(Oracle) for UNIX
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(Oracle) for Linux
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(Oracle) for zLinux
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(SQL Server) for Windows
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(PostgreSQL) for Windows
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(PostgreSQL) for UNIX
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(PostgreSQL) for Linux
-
HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(PostgreSQL) for zLinux
本書では以下に示すオプション製品を「コード変換・オプション」と表記します。
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HULFT-DataMagic コード変換・オプション for Windows
-
HULFT-DataMagic コード変換・オプション for UNIX
-
HULFT-DataMagic コード変換・オプション for Linux
-
HULFT-DataMagic コード変換・オプション for zLinux
本書では以下に示すオプション製品を総称して「テンプレート・オプション」と表記しています。「テンプレート・オプション」は標準搭載されています。
-
HULFT-DataMagic テンプレート・オプション(
流通) for Windows
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HULFT-DataMagic テンプレート・オプション(流通) for UNIX
-
HULFT-DataMagic テンプレート・オプション(流通) for Linux
-
HULFT-DataMagic テンプレート・オプション(流通) for zLinux
本書では以下に示すオプション製品を総称して「Excel・オプション」と表記しています。
-
HULFT-DataMagic Excel・オプション for Windows
-
HULFT-DataMagic Excel・オプション for Linux
-
HULFT-DataMagic Excel・オプション for zLinux
製品のグレードを区別する場合の表記
本書では、以下を総称して「DataMagic Serverグレード」と表記します。
-
DataMagic Server for UNIX Ver.3
-
DataMagic Server for Linux Ver.3
-
DataMagic Server for zLinux Ver.3
-
DataMagic Server for Windows Ver.3
本書では、以下を「DataMagic Desktopグレード」と表記します。
-
DataMagic Desktop Ver.3
パスの表記
本書に掲載しているパスについて、パスの表記に「Windowsの場合」、「UNIXの場合」が特にない限りは、Windowsのパスを使用しています。UNIXで使用する場合は以下のWindowsのパスをUNIXのパスに読み替えて利用してください。
-
Windowsのパス
C:\HULFT Family\huledpro\data\
-
UNIXのパス
/usr/local/
フォルダとディレクトリの表記
本書ではWindowsのフォルダとUNIX/Linuxのディレクトリを総称して「フォルダ」と表記しています。UNIX/Linux環境の場合は「フォルダ」を「ディレクトリ」に読み替えて利用してください。
用語の表記
本書では、次の用語を使用しています。
用語 |
説明 |
---|---|
共有データ格納フォルダ 【Windowsのみ】 |
DataMagicの環境設定ファイルが格納されるフォルダです。 共有データ格納フォルダの場所は、インストール時に指定します。デフォルトは、DataMagicインストールフォルダ\etc です。 |
DMPATH 【UNIX/Linuxのみ】 |
DataMagicの環境設定ファイルが格納されるディレクトリ(DataMagicインストールフォルダ/etc)です。 |
DMEXEP 【UNIX/Linuxのみ】 |
DataMagic の実行モジュール格納ディレクトリ(DataMagicインストールフォルダ/bin)です。 |
DataMagicの管理情報の呼称と管理情報ID名を次に示します。
管理情報 |
管理情報ID名 |
|
---|---|---|
データ加工 |
データ加工情報 |
データ加工ID |
レイアウト情報 |
CSV 情報 |
CSVID |
フォーマット情報 |
フォーマットID |
|
マルチフォーマット情報 |
マルチフォーマットID |
|
階層フォーマット情報 |
階層フォーマットID |
|
XML 情報 |
XMLID |
|
Excel 情報 |
ExcelID |
|
DB テーブル情報 |
DBテーブルID |
|
共通リソース情報 |
DB 接続情報 |
DB接続ID |
共通コンポーネント情報 |
共通コンポーネントID |
|
外字テーブル情報 |
- |
|
EBCDICユーザテーブル情報 |
- |
|
システム管理 |
ユーザ情報 |
ユーザID |
業務グループ情報 |
業務グループID |
DataMagicで扱える項目タイプを次に示します。
項目タイプ |
説明 |
||
---|---|---|---|
文字タイプ |
X |
キャラクタ |
|
N |
2バイト表示文字 |
||
M |
可変長文字 |
||
W |
Unicode文字列 |
||
数値タイプ |
9 |
サイン無外部10進数 |
|
P |
サイン付内部10進数 |
||
S |
サイン付外部10進数 |
||
B |
バイナリ |
||
F |
浮動小数点タイプ |
||
Z |
数字文字列 |
||
日付タイプ |
D |
日付タイプ |
|
バイナリタイプ |
I |
イメージタイプ(無変換) |
|
CSV |
文字タイプ |
CSV文字列 |
可変長文字 |
数値タイプ |
CSV数値 |
数値データ |
|
XML |
文字タイプ |
XML文字列 |
可変長文字 |
数値タイプ |
XML数値 |
数値データ |
|
テキスト |
文字タイプ |
TXT文字列 |
可変長文字 |
DataMagicには、以下のマニュアルがあります。目的に応じてお読みください。ファイル名、格納場所については、提供媒体、またはダウンロードモジュール内のreadmeを参照してください。
DataMagic の導入時に読むマニュアル
- DataMagic 機能説明書
-
DataMagic の概要、DataMagic を構成する各機能の概要、製品体系について説明しています。
DataMagic を初めて利用する方、およびDataMagic の導入を担当する方を対象にしています。
- DataMagic 新機能・非互換説明書
-
DataMagic の最新バージョンで追加および改善された機能、旧バージョン製品との非互換について説明しています。また、非推奨機能について説明しています。
DataMagicの新規導入またはバージョンアップ、レベルアップ、リビジョンアップ、DataMagicシステムの移行を担当する方を対象にしています。
システム構築時に読むマニュアル
- DataMagic for Windows 導入マニュアル、DataMagic for UNIX/Linux 導入マニュアル
-
DataMagic のインストール手順、アンインストール手順、DataMagicの基本的な操作手順について説明しています。
DataMagic を初めて利用する方や、バージョンアップ、レベルアップ、リビジョンアップを担当する方を対象にしています。
- DataMagic 操作マニュアル
-
DataMagic の運用に必要な管理情報の設定、およびDataMagic 管理画面とコマンドの操作と使い方について説明しています。
データ加工システムの設計や構築を担当する方、およびDataMagic システムの運用を担当する方を対象にしています。
- DataMagic リファレンスマニュアル
-
DataMagicのコマンド一覧、機能の使用例、およびDataMagicを稼働させるために必要な設定項目についてのリファレンスです。
データ加工システムの設計や構築を担当する方、およびDataMagic システムの運用を担当する方を対象にしています。
- DataMagic エラーコード・メッセージ
-
DataMagic から出力される各エラーコードや終了ステータスの内容と対処について説明しています。
運用時に読むマニュアル
- DataMagic 操作マニュアル
- DataMagic リファレンスマニュアル
- DataMagic エラーコード・メッセージ
DataMagic for Windowsには、オンラインヘルプがあります。
DataMagicの起動と終了、DataMagicの画面、コマンド、関数について説明しています。
本書は、DataMagicの最新バージョンで追加および改善された機能、旧バージョン製品との非互換について説明しています。また、非推奨機能について説明しています。
本書の対象となる製品
-
DataMagic Server for UNIX Ver.3
-
DataMagic Server for Linux Ver.3
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DataMagic Server for zLinux Ver.3
-
DataMagic Server for Windows Ver.3
-
DataMagic Manager Ver.3
-
DataMagic Desktop Ver.3
本書の読者と前提知識
本書は、以下の方を対象に説明しています。
-
DataMagicの新規導入またはバージョンアップを担当する方
-
DataMagicシステムの移行を担当する方
Windows、UNIXまたはLinuxのシステム管理の知識がある方を前提にしています。
本書の構成
本書は、以下に示す章で構成されています。
本書で使用する画面について
-
本書に掲載している画面について、画面のタイトル名に「UNIX」の表記が特にない限りは、Windowsの画面を使用しています。
-
WindowsとUNIXでは設定項目など一部異なる場合がありますので、説明文を参照してください。
-
本書の画面は、実際の画面と一部異なる場合があります。
-
本書に掲載するWindowsの画面は、特に指定がない限りWindows 10の画面を使用しています。
アイコンの表記
本書では、機能の一覧表や説明において、対象となる製品名とバージョン情報をアイコンで表しています。アイコンは、次のように製品名を表す部分とバージョン情報を表す部分に分かれています。
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|
← 製品名 ← バージョン情報 |
また、最新バージョンの製品は青いアイコン、下位バージョンの製品は白いアイコンで表しています。
|
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|
|
対象製品の表記
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: |
DataMagic |
|
: |
HULFT データ変換Pro |
|
: |
HULFT データ変換、HULFT データ変換Standard |
バージョン情報の表記例
|
: |
Ver.3.0.0 |
|
: |
Ver.6.1.0 |
本製品のバージョン情報は、次の形式で表しています。
- 例)
-
1) バージョン(1、2、3・・・)
製品コンセプトの変更、大幅な製品機能の改善や機能追加が行われた場合に番号がアップします。これを「バージョンアップ」と呼びます。
2) レベル(0、1、2、3・・・)
主に機能改善や機能追加が行われた場合に番号がアップします。これを「レベルアップ」と呼びます。
3) リビジョン(0、1、2、3・・・)
仕様変更をともなわない小規模な改良が行われた場合に番号がアップします。これを「リビジョンアップ」と呼びます。
4) マイナーリビジョン(無、A、B、C・・・)
緊急度が高い改良が行われた場合に、アルファベットが追加され、2回目以降は昇順で進んでいきます。これを「マイナーリビジョンアップ」と呼びます。本書では、「マイナーリビジョンアップ」の説明は「リビジョンアップ」に含めて記載しています。
表記上の規則
コマンドの説明に使用する表記
- [ ]
-
: 大かっこで囲まれた項目は、省略できることを示します。
- { }
-
: 中かっこで囲まれた複数の項目の中から、1つを選択する必要があることを示します。
- ……
-
: 繰り返し記号は、必要に応じて繰り返し入力することを示します。繰り返し記号は、単一の語の後ろにある場合もあれば、大かっこまたは中かっこで囲まれたグループの後ろに示されている場合もあります。形式の中での大かっこまたは中かっこで囲まれた部分は1つの単位とみなすので、繰り返しを指定するときは、その単位で繰り返します。
- |
-
: 縦線は、選択項目の区切りを示します。
- 斜体文字
-
: 可変値(処理対象や状況に応じた値)を指定することを示します。
例) yyyymmdd
カンマ(,)、等号(=)の記号は表示されている位置に入力します。
コマンドやシステム管理情報の設定値
- 英大文字
-
: 英大文字(A ~ Z)が設定できることを示します。
- 英小文字
-
: 英小文字(a ~ z)が設定できることを示します。
- 英字
-
: 英大文字(A ~ Z)、および英小文字(a ~ z)が設定できることを示します。
- 英数字
-
: 英字(A ~ Z,a ~ z)、および数字(0 ~ 9)が設定できることを示します。