CSVファイルの改行と囲み文字の解析方法の指定
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CSVファイルに関して、システム動作環境設定に次の指定ができるようにしました。
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これまでは、CSVの囲み文字で囲まれた項目に改行が含まれていると、レコードの区切りとして出力されていました。DataMagic Ver.3からは、CSVの項目に改行が含まれていても、改行をデータとみなす指定を追加しました。CSVの項目に改行が含まれていても、改行をデータとみなす場合は、次のように指定します。
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システム動作環境設定画面[データ加工設定]タブの「改行を項目の一部として扱う」を“ON”にする。
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システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「改行を項目の一部として扱う (ed_csv_linebreak)」に“1”(扱う)を指定する。
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これまでは、項目内に囲み文字と同じ値が含まれている場合は、囲み文字をそのままデータとして扱って出力されていました。DataMagic Ver.3からは、囲み文字で囲まれている項目が2つ連続している場合にエスケープする指定を追加しました。
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システム動作環境設定画面[データ加工設定]タブの「囲み文字と同じ値をエスケープする」を“ON”にする。
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システム動作環境設定ファイル(huledenv.conf)の「囲み文字と同じ値をエスケープする(ed_csv_enclosefields)」に“1”(エスケープする)を指定する。