GUIの刷新
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(1) 操作画面の刷新
新しいWindowsのGUIデザインをベースに、デスクトップ環境でのDataMagicの操作を継承して、GUIを大幅に刷新しました。これまでのDataMagicが備えていた豊富なデータ加工の機能はそのままで、よりわかりやすい画面の操作を実装しました。
(2) データ加工設定画面で、複数の詳細設定を表示
これまでのデータ加工設定画面は、入力ファイル、条件、出力ファイルの設定画面は個別でダイアログを表示し、同時に参照できませんでした。
DataMagic Ver.3からは、入力ファイル、条件、出力ファイルの設定を並べて表示し、タブで子画面を切り替えて編集できるようにしました。また、ファイルの内容を参照する場合でも、入力ファイルと出力ファイルを同時にプレビューできるようにしました。
(3) スタートページから複数の画面を表示
これまでは、DataMagic管理画面から管理情報の内容を表示する際、階層が深く、かつ複数のダイアログを一緒に表示できませんでした。
DataMagic Ver.3からは、スタートページを起点とし、管理情報の詳細画面を表示する経路を短くしました。また、管理情報の詳細画面をタブまたは子画面で同時に表示できるようにし、それぞれの管理情報の設定を見比べて確認できるようにしました。例えば、CSV情報詳細画面とフォーマット情報詳細画面の両方を開いて、タブの切り替えまたは子画面を並べて比較できます。
(4) 関係線を破棄しないで引き継ぎ
レイアウト情報を変更、またはデータ加工設定で入出力設定の管理情報IDを変更した場合、データ加工情報設定画面の関係線を破棄するか、破棄しないで引き継ぐかどうかを選択できるようにしました。
さらに、レイアウト情報の変更によって、登録済みのマッピング情報設定に存在しない入力および出力項目を検知した場合、そのマッピング情報をすべて破棄するだけでなく、変更した項目のマッピング情報だけの破棄を選択できるようにしました。
(5) ファイル参照先に前回参照した場所を表示
GUIからファイルを参照するときに、前回参照した場所を表示できるようにしました。複数のファイルを連続して参照する場合にも、参照するたびにフォルダを再設定する手間が省けます。
(6) 一覧画面の絞り込み条件を追加し、その状態を保存
これまでは、大量の管理情報を一覧画面に表示すると、システムに登録された管理情報がすべて表示され、大量の項目を参照する必要がありました。
DataMagic Ver.3からは、管理情報を業務グループまたはコメントをキーにして絞り込んで表示できます。これによって、必要な一覧だけを表示できます。さらに、次回の一覧画面で、前回絞り込んだ状態で表示できます。
(7) 画面の表示状態(レイアウト)を保存
これまでは、一覧画面の表示を項目ごとに昇順/降順にソートしても、次回に一覧画面を表示するときはデフォルトの状態に戻っていました。
DataMagic Ver.3からは、前回変更した順番のまま、一覧画面を表示できます。
(8) マッピングの関係線を改善
これまで、大量の項目をマッピングするときに、右クリックで表示していた一括マッピングを、マッピング情報設定画面の上部のボタンで実行できるようにしました。さらに、これまでの「一致する項目へのマッピング」「類似する項目へのマッピング」に加え、「順番にマッピング」の操作を追加しました。これによって、出力項目が入力項目と名称が異なっていても、入力項目の先頭から一括してマッピングできるようにしました。
(9) 条件およびマッピング情報をコピー
条件アイコンのコンテキストメニューに、条件のコピーを追加しました。条件エリアのコンテキストメニューに、条件の貼り付けを追加しました。これによって、条件に設定済みの情報を複製できます。
条件アイコンと出力アイコンをつなぐ関係線のコンテキストメニューに、コピーと貼り付けを追加しました。条件アイコンのコンテキストメニューに、関係線の貼り付けを追加しました。これによって、関係線に設定済みのマッピング情報設定の情報を複製できます。
関係線のコピーでは、コピー元と同じ出力アイコンの場合だけ貼り付けができます。
(10) データ加工情報設定画面で、エラーを一覧で表示
これまでは、データ加工情報設定画面の設定後に[保存]ボタンをクリックすると、エラーが複数ある場合でも1つのエラーだけが表示され、すべてのエラーを修正するまでダイアログの表示と修正を繰り返す必要がありました。
DataMagic Ver.3からは、データ加工情報設定画面の内容にエラーがある場合、[保存]ボタンをクリックすると、詳細設定にデータ加工情報のエラーを一覧で表示するようにしました。これによって、すべてのエラーを一覧で確認できます。
さらに、指定が必要な入力領域が赤い矩形で表示され、指定がエラーになった個所をわかりやすくしました。
(11) 一覧画面からIDを選択してエクスポート
システムの移行などで管理情報をエクスポートする場合に、管理情報の一覧画面でIDを選択し、[エクスポート]ボタンをクリックすると、管理情報エクスポート画面のIDに一覧画面で選択したIDが自動表示されます。
(12) GUIのテーマの配色を選択
GUIの刷新に伴い、画面のカラーを選択できるようにしました。
(13) 一覧画面から項目を複数削除
これまでは、一覧画面から項目を削除する場合、一つ一つ削除していました。
DataMagic Ver.3からは、一覧画面から項目を複数指定して、不要な管理情報を一括して削除できます。