Excelデータの読み取り
(1) Excelファイルの拡張子
DataMagicで扱うExcelファイルを次に示します。
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入力ファイル、マッチングファイル、仮想テーブルは、Excel 97-2003形式(.xls)およびExcel 2007以降の形式(.xlsx)を使用できます。
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管理Excelファイルおよびテンプレートファイルは、Excel 2007以降の形式(.xlsx)を使用してください。
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出力ファイルは、Excel 2007以降の形式(.xlsx)で出力されます。
(2) Excelデータを読み取る単位
ブックファイルからデータを読み取る際は、次に示す方法で対象シートを選択できます。
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すべてのシート
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読み取るシートを指定
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除外するシートを指定
対象シートの選択方法と対象シート名の指定を目的に合わせて組み合わせることで、1シート単位または複数シート単位での読み取りが可能です。
シートから読み取る際は、レコード単位、セル単位での読み取りができます。

図4.30 シートの読み取りイメージ
(3) シート内のデータの読み取り方法
シート内からのデータの読み取りは、次に示す方法があります。レコード単位での読み取りとセル単位での読み取りは混在できます。
- レコード単位での読み取り
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特定のセルの範囲のある1行を1レコードとみなして、縦方向に読み取る方法です。データ行が連続している、表形式タイプとなっているExcelデータを読み込むのに適している方法です。
- セル単位での読み取り
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セルの場所を直接指定して読み取る方法です。読み取りたいデータの場所が点在しているExcelデータを読み込むのに適している方法です。
(4) 管理Excelファイルの指定
Excel情報でのExcelイメージ表示に使用するファイルを管理Excel ファイルといいます。
Excel上でセルまたは範囲指定で項目選択するときに、Excel取込情報画面に表示して、マウスの操作で設定します。
管理Excelファイルの格納場所を次に示します。
- DataMagic Serverグレードの場合
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: DataMagic Serverが稼働しているOS
- DataMagic Desktopグレードの場合
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: DataMagic Desktopが稼働しているOS