DataMagicのデータ加工で扱うファイル
データ加工では、入力ファイルのデータ形式を出力ファイルのデータ形式に変換します。複数のレコードフォーマットから構成される入力データを、フォーマットごとに複数のファイルに出力できます。
データ加工の設定として、データ加工情報と、必要に応じて入力ファイル、出力ファイルそれぞれの管理情報を登録しておきます。管理情報には、CSV情報、フォーマット情報、マルチフォーマット情報、階層フォーマット情報、XML情報、Excel情報、DBテーブル情報、DB接続情報、共通コンポーネント情報があります。
DataMagicでは、次のオプション製品を提供しています。データ加工で使用するデータベースおよびファイルに応じて、オプション製品を使用してください。
- DB接続オプション
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標準機能としてサポートされているSQLite3の他に、DB2、Oracle、SQL Server(Windowsのみ)、PostgreSQL、ODBCへの接続に対応できます。
- Excelオプション
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Excelとの入出力に対応できます。
データ加工の処理結果は、エラーファイル、履歴ファイルに出力されます。エラーファイルには、処理中のエラーとエラー発生時の処理件数が出力されます。履歴ファイル(データベースファイル)には、データ加工を実行したときの情報(コマンドの引数、エラーコード、エラーメッセージ)が出力されます。
DataMagicの管理情報と入出力ファイルの構成を次の図に示します。各ファイルの内容については、「DataMagic リファレンスマニュアル」を参照してください。

図1.2 DataMagicの管理情報と入出力ファイルの構成