出力モードと出力内容
トレースログの出力モードは、システム動作環境設定ファイル（huledenv.conf）の「トレース出力モード（trace_output_mode）」に従います。
また、トレースログの出力モードは、次の個所でも設定できます。
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DataMagic Serverグレードの場合:システム動作環境設定画面の操作履歴・トレースログタブ
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DataMagic Desktopグレードの場合:システム動作環境設定画面のトレースログタブ
出力モードとログ出力内容の関係は、表3.1のとおりです。
表3.1 出力モードとログ出力内容
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出力モード（trace_output_mode） |
ログ出力内容 |
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0 |
出力なし |
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1 |
開始、終了、異常、警告 |
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2 |
開始、終了、異常、警告、情報（通常） |
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3 |
開始、終了、異常、警告、情報（通常）、情報（冗長） |
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9 |
開始、終了、異常、警告、情報（通常）、情報（冗長）、デバッグ |
開始
処理の開始メッセージを出力します。
終了
処理の終了メッセージを出力します。
異常
継続不能な状態が発生した場合のメッセージを出力します。
警告
継続可能なエラーが発生した場合のメッセージを出力します。
情報（通常）
処理内容の通常の情報を出力します。
要求受付デーモン（DataMagicサービス）の動作のみが出力されます。
データ加工の実行時には、情報（通常）は出力されません。
情報（冗長）
処理内容の詳細情報を出力します。一連の処理の流れを確認できます。
要求受付デーモン（DataMagicサービス）の動作のみが出力されます。
データ加工の実行時には、情報（冗長）は出力されません。
デバッグ
デバッグ用の情報を出力します。
＜設定例＞
1) 正常系、異常系、情報（通常）、情報（冗長）を出力したい場合
トレース出力モード（trace_output_mode）:3
2) 正常系、異常系、情報（通常）を出力したい場合
トレース出力モード（trace_output_mode）:2
3) 異常系のみを出力したい場合
トレース出力モード（trace_output_mode）:1
4) ログ出力を行わない場合
トレース出力モード（trace_output_mode）:0