履歴のエラーコード

データ加工中にエラーが発生した場合、データ加工情報で指定したエラーファイルや履歴ファイルにエラーコードが記録されます。データ加工履歴画面では、エラーコードに加えてエラーメッセージも表示されます。

エラーコードは「完了コード」と「詳細コード」から構成されます。「完了コード」はエラーが発生したカテゴリーを表します。1つの「完了コード」に対して、原因や内容によって1つ以上の「詳細コード」が対応しています。なお、「完了コード」の"0"は、処理が正常に終了したことを示します。

本書では、エラーコードを「完了コード」ごとに分類して掲載しています。ページごとの構成は以下のようになっています。

1) 完了コード

2) 完了メッセージ

完了コードの内容を示すメッセージです。

メッセージに含まれているパーセント記号(%)で始まる文字列は、以下の書式が使用されています。

%s

: 任意の文字列

%d、%ld

: 任意の数値

%x

: 任意の16進数表記

%c

: 任意の文字

3) 詳細コード

 

4) 詳細メッセージ

詳細コードの内容を示すメッセージです。

DataMagic for UNIX/Linuxでのみ発生するエラーの場合は、「(UNIX/Linuxのみ)」と表記します。

DataMagic for Windowsでのみ発生するエラーの場合は、「(Windowsのみ)」と表記します。

5) 内容

エラーの詳細な説明です。

6) 対処

エラーの対処方法です。

= 備考 =
  • データ加工情報で指定したエラーファイルに関する記述に誤りがあると、エラーファイルを作成できない場合があります。エラーが発生してもエラーファイルが作成されていない場合は、動的にエラーファイルを指定すると、エラー内容を出力できる場合があります。

  • エラーファイルの書き込みに失敗したとき(動的指定エラーファイルへの書き込み含む)には、コンソールに「ERROR FILE WAS NOT UPDATED」と表示されます。

  • 履歴ファイルには、パラメータ以外のエラー内容がすべて出力されます。

    履歴ファイルの書き込みに失敗したときには、コンソールに「log write failure(書き込めなかった理由)」と表示されます。

    例: log write failure(8:attempt to write a readonly database)

注意

バージョンアップで変更されている名称を次に示します。

表1.1 バージョンアップで変更されている名称

Ver.1

Ver.2

Ver.3

環境ファイル

データ加工情報

データ加工情報

パラメータファイル

データ加工情報

データ加工情報

データ形式情報

アダプタ情報

レイアウト情報

共通リソース情報