導入背景迅速にシステムを最適化すべく開発を内製化
「Francefranc」をはじめとする複数のブランドを通じ、インテリア関連商品や雑貨商品を販売しているバルス。同社の情報システムチームは5名という少人数ながらも顧客ニーズやビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するため、社内システムの一部で内製化を進めています。
「内製化することで、スピード優先でシステムの開発や変更が可能になり、要望に合わせた柔軟な対応ができます。実際、最近開発した発注残管理システムは、わずか2週間という短期間でシステムをリリースしました」と、情報システムチームのマネージャーの鈴木氏は、内製化のメリットを説明します。
短期間でシステムを稼働できた要因の1つとして鈴木氏が挙げるのが、データ連携ツール「DataSpider Servista」の活用です。「社内で内製したシステムと基幹システムとの連携が必要な場合、システム間のデータ連携の仕組みも開発しなければなりません。しかし、今回のケースではシステムの開発に利用したサイボウズ社のクラウド型データベース『kintone(キントーン)』に対応したDataSpider Servistaのデータ連携アダプタが提供されていたので、手間をかけず、容易に基幹システムとデータ連携をさせることができました」と同チームの忽那氏は言います。