DataMagic 技術コラム Vol.13

(番外編)DataMagic導入事例

はじめに

背景

既存システムの課題

新マスタ管理システムの開発方針

  • 基幹で利用しているメインフレームをオープン系システムへ移行し、変化に対応する柔軟性を確保を行う。ただし、サブシステムとのインターフェース変更の影響を最小限に抑えるため、オープン環境だが、旧来のメインフレームデータを利用する。
  • 商品コード体系の細分化に伴って大幅に増加するマスタ種類・件数を高速に処理する性能を確保する。
  • サブシステムに散在していたマスタを統合・整備し、効率的なマスタ連携基盤を構築する。

新システムの構成

解決方針

  • マルチプラットホームとの連携を行うため、多様なデータ形式に対応できること
  • 業務要件上、大量データを短時間で処理可能なこと
DataMagicの位置づけ 各種マスタ(商品コードマスタなど)を各システムへ集配信する際のインターフェース開発ツール 販売管理、MD、会計、カード会社をマスタ管理システムに送り、マスタ管理上のHULFTと、マスタ管理DB(Oracle)をDataMagic(DB Option(Oracle))を介してやり取りを行う、マスタ管理上のHULFTからPOS、MD、DWH、販売管理、BI、顧客管理、案件管理、カード会社に送る ①マスタ受信(4システム、25マスタ) ②マスタ編集(世代管理、差分抽出、論理削除、文字コード変換(外字)) ③マスタ送信(8システム、80マスタ)

DataMagic選定ポイント①〈多様なデータ形式への対応〉

課題

  • マルチプラットホームの多様なシステムとの連携を行うため、対応しているデータ形式が多様となる。
  • メインフレームの既存資産を新システムへ移行する必要がある。
  • システム切り替えの影響範囲を最小限とするため、各システム間のインターフェースの変更は行わない。そのため、マスタ管理システム側でもメインフレームのデータ形式を扱える必要がある。
①多様なデータ形式の対応(マルチプラットフォームの多数のシステムと連携するために、多様なデータ形式を扱える必要がある) ②メインフレームからのデータ移行(メインフレームが保持する既存システムのデータを、新システムへ移行する必要がある) ③メインフレーム形式との親和性(システム切り替えの影響範囲を小さくするために、システム間インターフェースは変更しない方針。従来のメインフレーム特有のデータ形式を扱える必要がある{固定長、可変長、マルチレイアウト、EBCDIC、シフトコード、PACKデータ}) 100本以上のインターフェースを効率よく開発するために、インターフェース開発ツールとしてDataMagicを採用

DataMagic選定ポイント②〈大量データ・高速処理への対応〉

販売管理システム(商品コード体系の改善によって商品コードマスタの件数が大幅に増加)からマスタ管理システム(レイアウト変換、マスタ変換、複数マスタ結合)、MDシステム(最適な商品管理(在庫管理・発注管理)のために、短時間でのシステム間連携が必要)までの業務要件5時間、性能要件2時間 4,000万件・16GBの商品コードマスタを2時間で連携するために...高速ETLツールとしてDataMagicを採用

まとめ

Point1.商品コードマスタの当日反映の実現 大量データ・高速処理の実現により、従来は翌日・翌々日反映の商品コードマスタが、当日反映に変更され、ビジネス・スピードの向上に貢献 Point.2 豊富なデータ変換機能による広い適応範囲 多様なデータ形式(固定長・可変長・マルチレイアウト・EBCDIデータ)への対応により、インターフェース開発、メインフレームからのデータ移行ツール、メインフレーム特有のデータ形式の取込・抽出で利用することにより、新マスター管理システムでの変換機能を集約を実現 Point3. 高い費用対効果 豊富な機能・開発時のUIの充実により、生産性が高く、システムカットオーバー時の実績から算出したコストは、スクラッチに比べて、約1/4のコストで実装

最後に

  • 評価版は無償で60日間ご利用いただけます。
  • 評価版のお申し込み後、90日間の技術サポートを無償でご利用いただけます。

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